2018年10月24日
飯田市 (長野県飯田市、市長: 牧野 光朗、以下 飯田市) とKDDI株式会社 (本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 高橋 誠、以下 KDDI) は、2018年11月3日に飯田市で開催される「飯田 丘のまちフェスティバル」にて、一般公道を自動運転車で実際に走行し、自動運転用の3Dマップと連動したVRコンテンツの視聴体験の実証実験 (以下 本実証) を実施します。本実証において、自動運転車に乗車中に、VR機器を通して走行場所に合わせた観光情報が表示される体験について実証します。
なお、本実証はアイサンテクノロジー株式会社、株式会社ティアフォー、株式会社シナスタジアの協力のもと実施します。
<体験イメージ>
あわせて、2018年10月24日に、飯田市とKDDIは地域活性化を目的に、XRや自動運転技術を活用する包括協定 (以下 本協定) を締結しましたのでお知らせします。
本協定を通じて、5G時代を見据え、飯田市とKDDIは協働でXRや自動運転などの先端技術やノウハウを活用し、飯田市の伝統文化と最新技術を組み合わせたサービスの共創を推進していきます。
KDDIは、「通信とライフデザインの融合」を推進し、"ワクワクを提案し続ける会社"として、AIやXR技術を活用した自治体との取り組みを実施することで、新しい体験価値を創造していきます。
詳細は別紙をご確認ください。
KDDIは、飯田市で開催される「飯田 丘のまちフェスティバル」において、日本で初めて既存の信号機を撤去してラウンドアバウトを実現した「東和町ラウンドアバウト」において、一般公道を自動運転車で実際に走行し、3D マップと連動したVRコンテンツの視聴体験の実証実験を実施します。
飯田市とKDDIが保有するそれぞれの資源を有効に活用し、同市の地域が抱えるさまざまな課題解決のための取り組みを協働で検討し、地域を活性化することを目的に、以下のとおり包括連携協定を締結します。
■飯田 丘のまちフェスティバル (丘フェス) とは
「飯田 丘のまちフェスティバル」は、飯田市中心市街地を会場に、毎年「文化の日」11月3日に開催している「サブカル・グルメの大祭典」として愛される催しで、本年12回目を迎えます。
フィギュア展示販売をおこなう「インターナショナル・フィギュア・マーケット」、コスプレコーナーや痛車・ドール展示等、ポップカルチャーのコンテンツに併せ、南信州の特産品を集めた「南信州グルメサミット」、長野県内の酒蔵が集結し飲食や試飲のできる「南信州酒メッセ」を展開しています。
■ラウンドアバウトとは
速度抑制効果による安全性、多枝交差点の制御も可能で、無駄な信号待ち時間の解消による円滑性、それに伴う環境性、災害時や停電時も自立性を発揮することで災害に強いことなど、「人にも環境にもやさしい」交差点です。
飯田市では、「吾妻町ラウンドアバウト」における本格的ラウンドアバウト化のための社会実験により、その構造改良効果を実道で実証し、日本で初めて既存の信号機を撤去して「東和町ラウンドアバウト」を実現しました。
https://www.city.iida.lg.jp/soshiki/29/raundoabautotorikumi-1.html