2018年10月23日
KDDIは、KDDIの連結子会社であるMobiCom Corporation LLC (本社: モンゴル国 ウランバートル、会長兼CEO: 濱田 達弥、以下 モビコム) が、モンゴル国の大手銀行XacBankとの提携により、2018年10月1日、ウランバートルで開催されたICT Expoにて、Candyブランドのデビットカード発行開始を発表したことをお知らせします。
モビコムとXacBankは2017年9月11日にCandyロイヤリティプログラムのパートナー契約を締結しています。XacBankは、新たにCandyロイヤリティプログラムに対応したデビットカードを発行し、お客さまにはご利用金額に応じて1%分のCandyポイントが付与されます。
Candyロイヤリティプログラムは、モビコムサービス・提携店舗でのご利用、お買い物に応じて付与されるポイントプログラムで、1Candyあたり1モンゴルツグルグ (MNT) でモビコムサービスのお支払いへの充当や4,500以上の提携店舗でのお買い物にご利用いただけます。
<2018年10月1日 ICT Expoでの記者発表の様子
左から2人目 XacBank BOLDOO Magvan CEO、左から3人目 モビコム 濱田 達弥 会長兼CEO>
<デビットカードイメージ>
モビコムは、2018年3月にはこれまでのCandyロイヤリティプログラムを発展させたプリペイド式の電子マネーサービス・モバイルアプリケーション「Candy Pay (キャンディ ペイ)」を開始し、モンゴル国内の提携店舗でご利用可能なほか、QRコード決済にも対応するなどフィンテック (注1) に注力しています。
モビコムは、この度のXacBankとの提携を通じて、今後もサービス品質の向上に加え、新たな通信・金融サービスの提供を目指し、モンゴル国の発展に貢献してまいります。
モビコムは、モンゴル国において、国内携帯電話加入者シェアNo.1 (注2) であり、携帯・固定通信、衛星通信、ICT分野において幅広いサービスを提供している総合通信事業者です。
KDDIは、1995年の設立時からモビコムに出資しており、モビコムの運営およびモンゴル国における通信事業の発展に寄与してきました。今後も国内外で培った経験やノウハウを一層活用し、引き続きモビコムおよびモンゴル国における通信環境のさらなる発展に貢献していきます。
1995年 | 11月 | KDDI、住友商事、Newcom LLCとの共同事業を通じてモンゴルの通信事業に参入 |
1996年 | 3月 | 2G GSMサービス開始 |
2009年 | 3月 |
3G W-CDMAサービス開始 |
2011年 | 「ISO9001品質マネジメントシステム」取得 | |
2012年 | 「ISO27001情報セキュリティマネジメントシステム」取得 | |
2014年 | 8月 | 「Candyロイヤリティプログラム」開始 |
2016年 | 3月 | KDDIがMobiComを連結子会社化 |
5月 | ウランバートルで4G LTEの高速データ通信サービスを開始 | |
12月 | Candy電子マネーサービスを開始 | |
2017年 | 5月 | Candyメッセージローンサービスを開始 |
7月 | 労働安全衛生マネジメントシステム (OHSMS) を構築・運用するために定められた国際規格である「OHSAS18001」をモンゴル国で初めて取得 | |
11月 | モンゴル国で初めて4G LTEにキャリアアグリゲーションを導入 | |
12月 | モンゴル国商工会議所主催のモンゴル経済の発展に最も寄与した企業として、「Entrepreneur award」グランプリに選出 | |
2018年 | 3月 | モンゴル国商工会議所主催の「シルクロードアワード」において、最も社会的責任を果たした外資系企業を表彰する「Best Socially Responsible Company」に選出 |
9月 | モンゴル国の国民情報データベース「KHUR」と相互接続を開始、指紋認証により契約手続きを簡素化 |