2018年9月4日
KDDI株式会社 (本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 高橋 誠、以下 KDDI) は、有望なベンチャー企業への出資を目的とした「KDDI Open Innovation Fund 2号」(運営者: グローバル・ブレイン株式会社、以下 KOIF2号) を通じて、アパレルEコマース領域におけるAIを活用した統合ソリューション「Vue.AI」を提供するMad Street Den Inc. (本社: 米国 デラウェア州、以下 MSD) に出資したことをお知らせします。
MSDは、コンピュータを用いて人間の視覚同様に画像から情報を取り出し、分析するコンピュータビジョンと人工知能 (AI) を活用し、大手百貨店、ブランド、オンライン特化の小売企業など、さまざまな形態のアパレル企業向けにオペレーションプロセスの自動化をサポートする統合ソリューション「Vue.AI」を提供しています。
「Vue.AI」は、小売企業の担当者がスマートフォンから、衣服など商品の写真を「Vue.AI」上に登録することにより、自動で商品情報を付与 (タグ付け) することが可能なカタログマネジメントシステムや、商品の写真からモデルが着ているような合成写真を自動で生成するモデルジェネレータに加えて、商品データを駆使した効率的なソーシャルマーケティングツールを提供しています。
小売企業は「Vue.AI」の導入により、オンライン販売に向けた作業時間・コストを効率化できるだけでなく、タグ付けされた商品情報を元に、消費者の趣味・嗜好にあわせたパーソナライゼーションなどにより柔軟な提案が可能となります。
また、消費者には精緻なタグ付けに基づく検索性の高さ、提案精度の高さなどを介し、新しいショッピング体験の提供を実現していきます。
KDDIは、「通信とライフデザインの融合」を推進し、"ワクワクを提案し続ける会社"として、有望なベンチャー企業への出資を通じて、新しい体験価値を創出していきます。
統合ソリューション「Vue.AI」
カタログマネジメント (商品タグ付け)
モデルジェネレータ (画像合成)
■MSDの概要