2018年8月30日
KDDI株式会社 (本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 高橋 誠、以下 KDDI)、公益社団法人日本観光振興協会 (本社: 東京都港区、会長: 山西 健一郎、以下 日本観光振興協会) は、上士幌町の観光基本計画づくり (以下、本業務) を共同で開始したことをお知らせします。
なお、本業務は、KDDIが上士幌町から「上士幌町観光基本計画・戦略策定業務」(注) を受託して実施するものです。
上士幌町は、大雪山国立公園の東山麓に位置する、北海道十勝平野の自治体です。豊かな自然や国内最大の公共育成牧場である「ナイタイ高原牧場」、全国でも珍しい全ての宿が源泉かけ流しの「ぬかびら源泉郷」、北海道遺産である「旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋梁群」などの様々な観光資源を有しています。
また、ふるさと納税を活用した定住支援、子育て支援施策により、人口増加を実現する等、先進的な試みを様々行っています。
本業務は、KDDIが事務局となり、日本観光振興協会とともに、上士幌町の2019年度から2023年度の5年間の観光振興の施策や方針を上士幌町役場、上士幌町の策定委員会や関係事業者、住民の皆さまと共に作成するものです。
KDDIが行政計画を受託・策定するのは、初の試みとなります。
2018年8月3日に上士幌町で実施された「第1回策定委員会」では、産業観光を推進する全国産業観光推進協議会 (事務局:(公社) 日本観光振興協会) 会長・東海旅客鉄道株式会社相談役 須田 寬氏を講師に招き、「上士幌町の今後の産業観光の可能性について」をテーマに講演を実施しました。
<全国産業観光推進協議会 会長・東海旅客鉄道株式会社 相談役 須田 寬氏>
<第1回・策定委員会当日の様子>
上士幌町では、本年6月に観光地域商社「karch」が設立、日本版DMOの登録を目指します。2019年度にはナイタイ高原牧場レストハウス、2020年度には「道の駅 (仮称) バルーン」が開業を予定するなど、様々な観光施策に取り組んでおり、KDDIと日本観光振興協会は、本業務を通じて、これら施策を加速させ、上士幌町の地域産業である観光産業の活性化、日本の観光産業の活性化を支援していきます。
参考: KDDIの地域連携の取り組みについて
KDDIホームページからご確認ください。