2018年7月19日
KDDI株式会社 (本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 高橋 誠、以下 KDDI) と長野県飯田市 (市長: 牧野 光朗、以下 飯田市) は、「キャラクターとまちの共生」に向けた取り組みの一環として、バーチャルキャラクター「レナ」(以下 レナ) が2018年7月19日から飯田市の非常勤特別職員に就任し、キャラクターAIとXR技術を活用して市内で開催されるイベント案内など、飯田市の業務の補助を行います。
<案内イメージ>
本取り組みの第一弾として、2018年8月10日、11日にアジア圏では初開催となる国際会議「AVIAMA (人形劇の友・友好都市国際協会) 総会」(注1) 及びレセプション会場にて、各国の参加者に貸与する専用端末で、「レナ」が参加者各国の言語で飯田市の魅力を紹介する取り組みを行います。
今回、KDDIは独自開発したキャラクターAIを拡張し、「レナ」が世界各国の言語で解説できる多言語対応を開発しました (注2)。
併せて、KDDIと飯田市の共同企画として、各国の参加者が「VRゴーグル」を装着し、足湯に入ることで温泉を擬似体験できる「VR足湯」の取り組みも実施します。
<「VR足湯」体験イメージ>
飯田市は、KDDIと協働でAIやXRなどの先端技術やノウハウを活用し、伝統文化と最新技術を組み合わせたサービスを共創する取り組みを推進していきます。また、2027年開業予定のリニア中央新幹線駅開設に向けて、先端技術を活用し、インバウンド対応を含めた取り組みを進めていきます。
KDDIは、「通信とライフデザインの融合」を推進し、"ワクワクを提案し続ける会社"として、キャラクターAIやXR技術を活用した自治体との取り組みを実施することで、新しい体験価値を創造していきます。
[1] 実施場所
長野県飯田市 飯田市美術博物館 (長野県飯田市追手町2丁目655-7 TEL: 0265-22-8118)
[2] 実施内容
[3] 参加者
[1] 実施場所
飯田信用金庫 (長野県飯田市本町1丁目2) 2F大会議室前ロビー
[2] 実施内容
[3] 参加者
お越しの方全員
飯田市は、南アルプスと中央アルプスとに囲まれ、天竜川に沿って南北に広がる伊那谷 (標高差約2,700mの日本一の谷地形) の南部に位置しています。豊かな自然と優美な景観、四季の変化に富んだ暮らしやすい気候に恵まれています。
古くは東山道、近世以降は三州街道や遠州街道などの陸運に加え天竜川の水運にも恵まれ、東西南北の交通の要衝として繁栄してきました。また、経済的、文化的にも独自の発展を遂げ、神楽や人形浄瑠璃などの民俗文化が今なお暮らしの中に息づいています。
養蚕や水引などにより発展してきた飯田市ですが、現在では先端技術を導入した精密機械や電子・光学のハイテク産業をはじめ、半生菓子、漬け物、味噌、酒などの食品産業、市田柿、リンゴ、ナシなどの果物を中心とする農業など様々な産業が活発に行われています。