2018年3月19日
KDDI株式会社 (本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 田中 孝司、以下 KDDI) は、2018年3月19日、アジャイル開発手法の1つである「スクラム (注)」を日本に普及し、デジタル・トランスフォーメーションを目指す法人のお客さまを支援することを目的に、Scrum Inc.社 (本社: 米国マサチューセッツ州ケンブリッジ、CEO: JJ Sutherland、以下 Scrum Inc.) と、業務提携を強化したことをお知らせします。
現在、デジタル・トランスフォーメーションにより、ビジネス拡大のためのIT活用が進む中、企業では意思決定のスピードアップや効率化が求められており、新規ビジネスを素早くスモールスタートで始め、スケールアウトさせることが可能なアジャイル開発手法のニーズが高まっています。KDDIは2017年2月より、Scrum Inc.社ならびに日本のアジャイル開発を牽引する株式会社永和システムマネジメント (本社: 福井県福井市、代表取締役社長: 平鍋 健児、以下 永和システムマネジメント) と、アジャイル開発の教育セミナーを実施してきましたが、今回のScrum Inc.との業務提携強化により、Scrum,Inc.の手法を取り入れたアジャイル開発支援を拡充し、永和システムマネジメントと共同で、日本人講師によるアジャイル開発教育セミナーの開催やアジャイル開発の立ち上げからアジャイルな組織運営手法の定着に至るまで幅広いスクラムチーム支援を行ってまいります。
Scrum Inc.の CEO JJ Sutherlandおよびスクラムの共同考案者でありScrum Inc.のプリンシパルコンサルタントであるDr. Jeff Sutherlandは次のように述べています。
「最もイノベーティブなグローバル企業のひとつであるKDDIと日本におけるパートナーシップを発表することに大変興奮しています。KDDIとScrum Inc.は、根本的なレベルでビジネスにアジリティをもたらす完璧な組み合わせです。日本企業がグローバルな世界で対等に張り合っていくためには、新しい仕事のやり方を受け入れなければなりません。そのために、スクラムの手法が日本企業発展のお役に立てると考えています。」
KDDIと永和システムマネジメントは、今後もアジャイル開発のノウハウを提供することを通してデジタル化による企業の変革を支援していきます。
KDDIでは、Scrum Inc.より「スクラム」のトレーニングおよびコーチングノウハウを継承することにより、今後、日本でのアジャイル開発のトレーニングおよびコーチングの経験が豊富な永和システムマネジメントと共同で以下を実施します。
<参考>
■KDDIについて
■株式会社永和システムマネジメント