災害対応向け「ドローン基地局」を活用した通信手段確保の実証実験に成功

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1. 実証実験概要

  • (1)
    概要
    • 今回の実験は、ドローンの機体に簡易版の携帯電話基地局システム (無線設備・モバイルコア設備) を搭載したドローン基地局を用いて行いました。
    • 本携帯電話基地局システムについて、ドローン搭載、携行可能な携帯電話基地局システムとするため、小型化・軽量化 (約3kg) しました。
    • 本システムの特徴の一つは、モバイルコア設備を有していることにより、車載型基地局車等が到達できない地域においても、ドローン単独で携帯電話のエリアを構築し、携帯電話の一部の機能を提供することが可能であることです。
    • 今回の実験では以下機能の提供可否について実証実験を行いました。

      • 外部通信路がない状態における次の内容

        • ドローン基地局単独飛行による携帯電話サービスの提供
        • 端末台数の把握
        • 情報の一斉配信
      • 外部通信路がある状態での被災地エリア外への通信 等
  • (2)
    実証実験日
    2017年12月14日 (木)
  • (3)
    場所
    鹿児島県熊毛郡屋久島町永田岬の屋久島 (永田) 灯台周辺
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    実験の様子


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