セルラーLPWA向けIoTデバイス管理サービス「KDDI IoTコネクト デバイス管理」の提供について

1. 概要・特徴

点在する複数のお客さまIoT機器または通信モジュールのファームウェア更新や状態監視、位置情報・電波強度・電池残量の確認などをWEB上のサービスポータルで遠隔管理できます。
「KDDI IoTコネクト デバイス管理 (LTE-M)」は、今後拡大が見込まれるOpen Mobile Alliance策定のIoTデバイス管理プロトコルLightweightM2M (以下LwM2M) をベースとしており、LwM2Mクライアントを搭載したお客さまIoT機器であれば、「KDDI IoTコネクト デバイス管理 (LTE-M)」で管理できます。

2. 提供機能

• (1)

  デバイス状態管理
  省電力モード等の各種設定状況や、電池残量、電波強度、位置情報、通信回線の状態などを確認することができます。さらに、予め指定した条件に合致した場合に、Eメールで通知を受け取ることもできます。
  また、通信回線の状態や設定情報から、お客さまIoT機器・通信モジュールの稼働状態を総合的に判定することができ、現場への駆けつけ回数を減らすことができます。

• (2)

  デバイス遠隔設定
  LPWAの特徴の1つである低消費電力に関する通信間隔の設定や、お客さまIoT機器・通信モジュールの各種設定・変更を遠隔から行えるオプション機能です。また、再起動やリセットといったコマンドを送信し、実行させることも可能です。

• (3)

  ファームウェア更新 (FOTA)
  自動的にネットワークの混雑を避けた時間帯に更新ファイルを配信することで、LTE-Mの通信速度でもお客さまIoT機器・通信モジュールのファームウェア更新 (FOTA) が可能なオプション機能です。
  なお、LwM2Mクライアントを搭載していないお客さまIoT機器でも、LwM2Mクライアント搭載のLTE-M通信モジュール「KYW01」をご利用いただくことで、ファームウェア更新ができます。

3. 提供料金

■お客さまIoT機器・通信モジュール1台あたりの料金

• 別途、本サービスへの加入登録手数料、デバイス登録料がかかります。詳細は、今後WEBサイトでご案内予定です。
• 月の途中での、変更・解約などの場合、日割りとならず満額かかります。

4. 対応端末

• (1)

  お客さまIoT機器
  

  • LwM2Mクライアントを搭載したIoTデバイス (注5)
  • 通信モジュール「KYW01」搭載したIoTデバイス (注6)

• (2)

  通信モジュール
  

  • KYW01
  • LwM2Mクライアントを搭載した通信モジュール (注5)

  • 対応端末は、今後順次拡充していく予定です。

5. 提供開始日

2018年1月

6. 問い合わせ

KDDI 法人営業担当者または法人お客さまセンターまでお問い合わせください。

<法人お客さまセンター>
0077-7007 (無料)
0120-921-919 (無料)

• 受付時間:

  9:00～18:00 (土・日・祝日・年末年始を除く)

• 注1)

  オプション機能となり、1台1回あたり50円かかります。なお、通信モジュールのファームウェア更新には、通信モジュールにLwM2Mクライアントの搭載が必要です。また、お客さまIoT機器のファームウェア更新には、通信モジュール「KYW01」、またはLwM2Mクライアントの搭載が必要です。

• 注2)

  オプション機能となり、1台1回あたり10円かかります。

• 注3)

  総務省・経済産業省「IoTセキュリティガイドラインver1.0」及び意見募集の結果の公表

• 注4)

  KDDI通信モジュール本体のファームウェア更新は無料です。

• 注5)

  KDDIの認証試験が必要となります。

• 注6)

  ファームウェア更新以外の一部機能 (お客さまIoT機器の設定変更等) には、非対応となります。

• 表記の価格は、税抜です。

• ニュースリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。
  商品・サービスの料金、サービス内容・仕様、お問い合わせ先などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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