KDDIとセコム、「5G」のアップリンクで マルチユーザMIMOでの映像伝送に国内で初めて成功

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  • KDDI株式会社

2017年5月24日

KDDI株式会社 (本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 田中 孝司、以下 KDDI) は、セコム株式会社 (本社: 東京都渋谷区、代表取締役社長: 中山 泰男、以下 セコム) と共同で実施していた、次世代移動システム「5G」(以下 5G) を利用したIoT時代における高度なセキュリティシステムの実証実験において、マルチユーザMIMO (注) による複数の5G端末から映像を伝送することに国内で初めて成功しました。

この実証実験では、高速・大容量、低遅延、多接続が可能となる5Gを活用して、KDDI新宿ビル周辺に構築した28GHz帯の実験システムを用いて、移動中の5G車両端末からの4K映像およびウェアラブルカメラからの監視映像を、同一の5G基地局を介してマルチユーザMIMOにより同時にアップリンク伝送できることを確認しました。

走行撮影実験車両 ウェアラブルカメラ実験 撮影映像の確認

今回の実証実験の様子は、2017年5月24日から26日に東京ビックサイトで開催されるワイヤレス・テクノロジー・パーク2017にてセコムと共同で出展いたします。

両社は今後もより安心安全な社会の実現に向けて、5Gの特長を活かした新たなサービスの創出を推進していきます。

  • 注)
    基地局の複数のアンテナを活用して、複数のユーザーが同時に高速・大容量なデータ送受信を行えるようにする技術。

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