2017年2月14日
KDDIは、法人のお客さま向けに訪日外国人の接客対応品質およびお客さま満足の向上を目的とした「KDDI AI翻訳」と「KDDI TV通訳」の提供を開始し、2017年2月14日より受付開始します。
「KDDI AI翻訳」は、音声入力もしくは文字入力により、英語、中国語、韓国語の翻訳が可能なアプリケーションサービスです。音声認識や翻訳過程にディープラーニングなどのAI技術を活用し、会話の中に出てくる曖昧な表現にも対応できる高度な認識精度を実現しています。
「KDDI TV通訳」は、多言語対応できるオペレーターがタブレットの画面越しに、接客対応者と訪日外国人のお客さまとの間で、異なる言語での会話をそれぞれ通訳する三者間通訳サービスです。英語、中国語、韓国語、フィリピン語、フランス語、タイ語、ベトナム語、ポルトガル語、スペイン語の9か国の言語に対応しています。(注)
簡単な会話はアプリケーションによる「KDDI AI翻訳」、接客時に複雑な案内が必要な場面では「KDDI TV通訳」をご利用いただくことで、状況に応じて迅速な接客対応が可能になります。なお、両サービスともに対応言語は順次拡大を予定しています。
羽田空港国内線旅客ターミナルを管理・運営する日本空港ビルデング株式会社は、2016年3月より、羽田空港国内線旅客ターミナル内の案内所などで「KDDI TV通訳」を実証利用しています。案内所の担当者からは、「外国人のお客さまからの空港内でのお問い合わせ内容を分析し、案内業務などの活用に役立てています」とのコメントをいただいています。
KDDIは、今後もお客さまのビジネスパートナーとして、お客さまの本業に貢献していきます。
詳細は別紙をご参照ください。
別紙:AIを活用した「KDDI AI翻訳」とオペレーターによる「KDDI TV通訳」の提供開始