2016年12月20日
KDDI、KDDI総合研究所、三和交通株式会社、境交通株式会社は2016年12月20日より、「東京観光タクシー」において、多言語音声翻訳システムを活用した訪日外国人向け社会実証を開始します。
「東京観光タクシー」は、時間単位でタクシーを貸し切ることが可能で、東京のさまざまな観光地をタクシーで巡るサービスです。移動中も、「東京観光タクシードライバー認定資格」をもった乗務員が普段とは違う東京の新しい魅力をご案内します。
KDDIとKDDI総合研究所は、2015年11月から、鳥取県の訪日外国人向け観光タクシーにおいて、多言語音声翻訳システム (注1) を活用した社会実証を行っています。
今回の社会実証では、東京の地名翻訳にも対応 (注2) したほか、言語だけでなく目的地のイメージ画像や映像を再生できるよう、ユーザーインターフェースを刷新しました。また、GPSを活用して、現在地に適した地名の翻訳など音声翻訳システムの精度向上も計画しています。
これにより、タクシー運転手と訪日外国人のタクシー内のコミュニケーションをより活性化させ、言葉の壁を克服することを目指していきます。
今後も、KDDIとKDDI総合研究所は、訪日外国人旅行者の満足度や安心感の向上など、ICTを活用した「おもてなし」の実現に向けた取り組みを進めていきます。
詳細は別紙をご参照ください。
別紙:「東京観光タクシー」における多言語音声翻訳システムを活用した訪日外国人向け社会実証を開始