2016年3月10日
(2016年4月25日更新)
KDDI株式会社
株式会社カカクコム
KDDIはインターネットサービス関連事業を手掛ける、株式会社カカクコム (本社: 東京都渋谷区、代表取締役社長: 田中 実、以下「カカクコム」) とともに、カカクコムが運営するグルメサイト「食べログ」の提供する飲食店向け予約台帳アプリ「ヨヤクノート」の拡販と両社の強みを活かした飲食領域での新たなサービス開発のための合弁会社を2016年4月1日に設立することで合意しました。
カカクコムはこれまで月間約7,192万人 (注1) に利用される「食べログ」を通じてメディア事業を運営しており、この度、飲食業界へのさらなる提供価値の向上を目指した、業務支援領域への事業拡大の第一弾として「ヨヤクノート」アプリの提供を開始しました。
「ヨヤクノート」アプリでは、飲食店において、「食べログ」をはじめ、電話やメールなどで受けた予約情報をタブレット上で確認・更新でき、顧客情報の一括管理も可能です。また、消費者からの営業時間外の予約であっても、ネットで確実に受け付けることができます。(注2)「ヨヤクノート」を既に導入した飲食店からは、予約に関する業務負担の軽減のみならず、顧客管理システムの高度化に対しても高い評価を受けています。
一方で、新たに「ヨヤクノート」の導入を予定する飲食店が従来の紙の予約台帳からスムーズに移行するためには、アプリだけでなく、「ヨヤクノート」を従業員間で共有・閲覧するためのタブレットをセットで提供することが必要です。
KDDIは、「ヨヤクノート」を導入した飲食店に対し、予約台帳を管理するために必要なタブレット端末を、必要なアプリの初期設定や飲食店ごとに異なる利用制限などの設定を行ったうえでセット提供します。さらに飲食店に対し、KDDIの持つ業務効率化のための決済ソリューションの提供や、集客のための販促システムの提案などを通じ、一層のビジネス支援を行っていきます。
今後、カカクコムとKDDIは本合意に基づき、本合弁会社の詳細について更なる協議・検討を行い、詳細については、2016年度内に改めてお知らせする予定です。両社の協力体制のもと、それぞれの強みを生かしての飲食店への「ヨヤクノート」の導入・マーケット拡大をより一層加速させていきます。
詳細は別紙をご参照ください。
別紙:KDDIとカカクコムによる合弁会社設立について