No.2015-099
2015年7月14日
KDDI株式会社 (本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 田中 孝司、以下 KDDI) は、革新的なサービスのアイデアを有するスタートアップ企業やエンジニアを対象としたインキュベーションプログラム「KDDI ∞ Labo」第8期の最優秀チームとして、「シンデレラシューズ」を開発した株式会社シンデレラを選定しましたことをお知らせします。
2015年3月より開始した「KDDI ∞ Labo」第8期プログラムでは、ハードウェアを含む、一般に公表されていない新しいサービスアイデアを持った5チームが参加しました。15社が参画する「パートナー連合プログラム」により、各パートナー企業のアセットやノウハウを活用しながら、3ヵ月間の活動期間の中でアイデアをカタチにすべく、サービス開発を行ってきました。
最優秀賞を受賞した「シンデレラシューズ」は、「ハイヒール=痛いという常識を覆す」をモットーに、デザインと価格だけで選んでいた今までの靴選びに「フィッティング」という新たな軸を作り出す画期的なサービスです。スマートフォンから足の画像を送るだけで足の特徴を分析し、EC内の膨大な靴の中から自分の足にぴったりの靴を選び出します。「シンデレラシューズ」を使えば、いつでも何処でもお気に入りの靴に出会えます。
KDDIおよびパートナー企業各社は、独自性・市場性・完成度の視点で株式会社シンデレラを最優秀チームに選定しました。
そして、本日2015年7月14日より、「KDDI ∞ Labo」第9期プログラムの参加チームの募集を開始します。
第9期では、新たな取り組みとして、モノづくりのスタートアップを支援する「ハードウェアプログラム」を開始します。プログラム期間中は、ハードウェアのアイデア創出から開発支援、そしてプログラム終了後は、クラウドファンディングやKDDIが持つ販路の活用まで一気通貫の支援体制の構築を予定しており、6ヵ月の期間でモノづくりの事業化をサポートしていきます。これにより、ハードウェア領域のイノベーション創出を促進し、日本における新たなIoTハードウェアの普及促進と市場形成を目指します。
また、「パートナー連合プログラム」のメンタリング企業として、新たにグーグル株式会社、住友不動産株式会社、三菱UFJニコス株式会社が参画し、総勢18社の強力なアセットやノウハウを結集し、スタートアップを支援していきます。
さらに、「地方連携構想」を拡大し、大阪市に加え、新たに石巻市、広島県、福岡市と連携し、各地域の優秀なスタートアップに対して、KDDIやパートナー企業とのビジネスマッチング機会をはじめとした「KDDI ∞ Labo」のアセットを提供する「MeetUp!」プログラムを2015年9月より順次開始します。地域と連携したスタートアップ支援の取り組みを推進し、地元経済の活性化や地方創生に貢献します。
KDDIは、今後も「KDDI ∞ Labo」を通じて起業やサービスリリースを目指す起業家やエンジニアを支援するとともに、同プログラムから生まれた革新的なサービスやプロダクトを通じて、お客さまに新たな価値を提案していきます。
詳細は別紙をご参照ください。
別紙:「KDDI ∞ Labo」第8期最優秀チームの発表および第9期プログラムの開始について