No.N14-203
2014年12月2日
KDDI株式会社 (本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 田中 孝司、以下 KDDI) は、本日、中小企業支援の領域拡大に向けて、クラウドソーシング (注1) 最大手のランサーズ株式会社 (住所: 東京都渋谷区、代表取締役社長: 秋好 陽介、以下 ランサーズ) と資本業務提携することに合意しました。今後、両社は、中小企業のIT人材不足を解決するためのクラウドソーシングサービスを共同開発します。本提携により、KDDIは、ランサーズの唯一の通信事業パートナーとなります。
ランサーズは、2008年に国内で初となるクラウドソーシング専業事業者として創業し、仕事を依頼したい企業と仕事を受けたい個人をオンライン上でマッチングする日本最大級の仕事依頼サイト「ランサーズ」を運営しています。クラウドソーシングサービス流通金額は、2013年度の215億円から2018年度には1,820億円まで拡大する (注2) と見込まれる成長分野で、「ランサーズ」では、現在約41万人のランサー (仕事を受けたい個人) の登録と累計約376億円の流通金額を実現するクラウドソーシング分野の最大手企業です。
KDDIは、これまでも日本の中小企業のビジネス拡大を支援してきましたが、今後、更にその取り組みを拡大するため、様々な分野の企業と協力し、サービス提供分野を拡大する予定です。今回は、中小企業の業務効率化や品質向上に向けて、ランサーズとの取り組みを強化し、IT人材不足を解決するためのクラウドソーシングサービスや、従来のクラウドソーシングにはない新たな領域のサービスを共同開発していきます。
KDDIとランサーズは、「時間と場所にとらわれず」、「多様で柔軟な働き方」を全国の個人に普及していくことで、元気で豊かな地方の創生をサポートするとともに、経済的な負担を抑えたIT活用を促進し、継続的に中小企業のビジネス機会創出および企業成長を支援していきます。