4G LTEに対応した「災害用大ゾーン基地局」の導入について

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― 首都直下地震への対策として10局導入 ―

No.2014-048

2014年3月5日

KDDIは、大規模災害が発生した場合でも、音声通話やデータ通信など携帯電話サービスの提供が継続できるよう、4G LTEに対応した「災害用大ゾーン基地局」を導入しました。
首都圏における大規模災害対策として2013年4月より設置を開始し、2014年2月26日に首都圏エリアをカバーする全10局の設置が完了し、運用を開始しました。
なお、4G LTEに対応した「災害用大ゾーン基地局の導入」は国内初となります。

「災害用大ゾーン基地局」は、通常の基地局とは別に設置し、災害時のみに運用する基地局です。1局で半径約7km以上の広範囲のエリアをカバーすることができ、音声通話はもちろん、4G LTEや3Gによるデータ通信も可能となるよう設計されています。
また、耐震構造の建物や鉄塔に設置しているほか、長時間稼働のバッテリーや複数の伝送路 (有線、無線) を配備するなど、大規模災害発生時でも運転が可能となるよう信頼性を高めています。

KDDIは、今後も災害時でも安定した通信サービスを継続して提供できるよう、様々な災害対策を行っていきます。

  • 実際の災害時は、緊急通報や災害時優先電話を優先的に接続します。
  • 発災直後は、通話が大変混み合うことが予想されるため「災害用伝言板」や、「災害用音声お届けサービス」等のデータ通信による安否確認手段をご利用頂きますようお願いします。

〈参考〉 災害用大ゾーン基地局の写真


  • ニュースリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。
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