2020年7月31日
KDDI株式会社
当社は、2020年7月31日開催の取締役会において、2020年11月1日を効力発生日 (予定) とする会社分割の方法により、当社の営むオープンユーザー向け宅配水事業 (以下「本件事業[1]」) を富士山の銘水株式会社 (本社: 山梨県富士吉田市、代表取締役社長: 粟井 英朗) に承継させること (以下「本会社分割[1]」) 、及び、2021年2月1日を効力発生日 (予定) とする会社分割の方法により、当社の営むauユーザー向け宅配水事業 (以下「本件事業[2]」、本件事業[1]と併せて「本件事業」) を富士山の銘水株式会社に承継させること (以下「本会社分割[2]」、本会社分割[1]と併せて「本会社分割」) を決議いたしましたので、お知らせいたします。
本会社分割は、当社の総資産の増加または減少額が直前事業年度の末日における純資産額の10%未満かつ、売上高の増加または減少額が直前事業年度の売上高の3%未満であると見込まれるため、開示事項・内容を一部省略して開示しております。
当社は、通信サービスに加え、お客さまの日常の生活支援に向けた新たな事業を強化する戦略の下、天然水「フレシャス」を提供する、富士山の銘水株式会社と2015年以来、 auショップ等を通じて、宅配水サービスを協同でお客様へ提供させて頂いておりました。
本サービスを通じて、お客様へ高品質な天然水を提供させて頂くと共に、両社は事業発展を進めてまいりましたが、この度、当社事業の選択と集中の結果、2020年11月1日、2021年2月1日を持ちまして、オープンユーザー向け及びauユーザー向けの宅配水事業を富士山の銘水株式会社へ引き継ぐことに致しました。
事業を承継する富士山の銘水株式会社は創業以来、安心・安全で高品質な天然水を提供する宅配水事業者となります。
本会社分割において富士山の銘水株式会社より当社が交付を受ける金銭の算定については、当該事業の業績動向等を検討のうえ、事業価値を算定した結果をもとに、富士山の銘水株式会社と協議・交渉のうえ決定しました。なお、利益構造が異なるため、本会社分割[2]の対価は、相対的に本会社分割[1]よりも低くなっています。
分割会社 | 承継会社 | |
---|---|---|
(1) 名称 | KDDI株式会社 | 富士山の銘水株式会社 |
(2) 本店所在地 | 東京都新宿区西新宿二丁目3番2号 | 山梨県富士吉田市上吉田4961-1 |
(3) 代表者の役職・氏名 | 代表取締役社長 髙橋 誠 | 代表取締役社長 粟井 英朗 |
(4) 事業内容 | 電気通信事業 | ミネラル水の製造・販売及び輸出入等 |
(5) 資本金 | 141,852百万円 | 100百万円 |
(6) 設立年月日 | 1984年6月1日 | 2010年3月19日 |
(7) 発行済株式数 | 2,355,373,600株 | 5,050,500株 |
(8) 決算期 | 3月31日 | 3月31日 |
(9) 大株主及び持株比率 | 京セラ株式会社14.22% トヨタ自動車株式会社12.67% 日本マスタートラスト信託銀行株式会社 (信託口) 9.43% 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社 (信託口) 5.55% |
株式会社Aホールディングス 44.35% KDDI株式会社 32.01% 粟井 英朗 11.45% |
(10) 直前連結会計年度・直前事業年度の財政状態及び経営成績
KDDI株式会社 (国際財務報告基準) (連結) | |
---|---|
決算期 | 2020年3月期 |
親会社の所有者に帰属する持分 (百万円) | 4,384,424百万円 |
総資産 (百万円) | 9,580,149百万円 |
1株当たり親会社所有者帰属持分 (円) | 1,906円 35銭 |
売上高 (百万円) | 5,237,221百万円 |
営業利益 (百万円) | 1,025,237百万円 |
税引前当期利益 (百万円) | 1,020,699百万円 |
親会社の所有者に帰属する当期利益 (百万円) | 639,767百万円 |
基本的1株当たり当期利益 (円) | 275円 69銭 |
富士山の銘水株式会社 (日本基準) (単体) | |
---|---|
決算期 | 2020年3月期 |
純資産 (百万円) | 1,961百万円 |
総資産 (百万円) | 11,726百万円 |
売上高 (百万円) | 16,398百万円 |
当期純利益 (百万円) | 1,040百万円 |
本会社分割後の当社の名称、所在地、代表者の役職・氏名、事業内容、資本金及び決算期に変更はありません。
2021年3月期の連結業績に与える影響は軽微です。
東証開示資料: 会社分割(簡易吸収分割)に関するお知らせ (313KB)