2025年10月1日
KDDI株式会社
KDDIは2025年10月1日から、サントリーグループと共に、TAKANAWA GATEWAY CITYのKDDI新本社にて排出された使用済みペットボトルを新たな飲料用ペットボトルに再生する「ボトルtoボトル」水平リサイクルの取り組み(以下 本取り組み)を開始します。
なお、両者は10月1日、本取り組みに関する協定書を締結しました。

<水平リサイクルのイメージ>
KDDIは、KDDI VISION 2030において「『つなぐチカラ』を進化させ、誰もが思いを実現できる社会をつくる。」を掲げ、パートナーの皆さまとともに社会の持続的成長と企業価値の向上を目指すサステナビリティ経営を推進しています。
その実現に向け、事業と社会の持続的成長には豊かな自然環境の保全が不可欠であるとの考えのもと、中長期の環境保全計画「
KDDI GREEN PLAN」を策定しています。今回の取り組みも、その一環として循環型社会の形成を目指すものです。
サントリーグループは、「人と自然と響きあい、豊かな生活文化を創造し、『人間の生命(いのち)の輝き』をめざす。」を目的に掲げています。また、2030年までにグローバルで使用するすべてのペットボトルをリサイクル素材または植物由来素材に転換する「100%サステナブル化」を掲げ、「ボトルtoボトル」水平リサイクルに積極的に取り組んでいます。
KDDIが2025年7月に移転したTAKANAWA GATEWAY CITYの新本社「THE LINKPILLAR 1 NORTH」(所在地:東京都港区高輪2丁目21番1号)において、「ボトルtoボトル」水平リサイクルを実現します。
KDDIは、分別・回収されたペットボトルを中間処理業者へ引き渡し、サントリーグループは指定するリサイクル事業者を通じて新たなペットボトルへ再生し、自社の飲料製造に使用します。高輪新本社における取り組みでは、施設の運営を担うJR東日本ビルディングの協力のもと、オフィス内で排出されるペットボトルの収集運搬・中間処理をJR東日本環境アクセスが行います。
「ボトルtoボトル」水平リサイクルは、使用済みペットボトルを回収し、新たなペットボトルに生まれ変わらせるリサイクル手法で、資源を何度も循環させることが可能となり、新たな化石由来原料の使用を減らし、CO2排出量を約60%削減(
注)できます。
KDDIとサントリーグループは、使用済みペットボトルの資源循環促進と持続可能な社会の実現に貢献していきます。
KDDI GREEN PLANの詳細はこちらをご参照ください。