経産省と東証による「SX銘柄2025」に2年連続選定
2025年5月15日
KDDI株式会社
~パートナリングによるイノベーションの創出と専門性を重視した人財戦略が高評価~
KDDIは2025年5月14日、経済産業省と東京証券取引所が選定する「SX銘柄(サステナビリティ・トランスフォーメーション銘柄)2025」に選定(
注)されました。
SX銘柄は、東京証券取引所に上場している企業の中から、社会のサステナビリティ課題やニーズを自社の成長に取り込み、必要な経営改革・事業変革によって長期的かつ持続的な企業価値創造を進めている先進的企業を選定・表彰するものです。
KDDIは、通信技術を中心としたパートナーシップや安定した財務基盤といった強みを生かし、社会に提供する価値を企業価値向上につなげるさまざまな取り組みを行っています。特に、イノベーションと事業機会を創出する取り組みや、社員一人ひとりが専門性を持つ自律したプロ人財になることを目指した人財戦略に力を入れています。これらのSX推進の取り組みが高く評価されました。

<SX銘柄2025 ロゴ>
KDDIは、KDDI VISION 2030「『つなぐチカラ』を進化させ、誰もが思いを実現できる社会をつくる。」の実現と事業を通じた社会への貢献により、社会の持続的成長と企業価値の向上を目指すサステナビリティ経営を推進していきます。
■選定理由になった特徴的な取り組み
1. 成長戦略とイノベーション推進
- KDDI VISION 2030のもと、中期経営戦略(2022-25年度)では「新サテライトグロース戦略」を推進しています。5G通信をベースとし、データドリブンの実践と生成AIの社会実装を進めるコア事業を中心に、成長を牽引する事業領域「Orbit1(DX/金融/エネルギー)」と、将来の成長分野である「Orbit2(モビリティ/宇宙/ヘルスケア/Web3・メタバース/スポーツ・エンタメ)」で、多様なパートナーと事業成長に取り組んでいます。
- 法人のお客さまと新規ビジネスを共創する「
KDDI DIGITAL GATE」、大企業連合でスタートアップの成長を支援し事業共創を目指す事業共創プラットフォーム「
KDDI∞Labo」など、事業共創プラットフォームを運営しています。
2. 目指す姿の実現に向けた人財戦略
- 「人財ファースト企業への変革」を掲げ、2020年から「KDDI版ジョブ型人事制度」を採用し、年功的なメンバーシップ型雇用からジョブ型雇用へ移行しました。全社員が社外でも通用するプロ人財になることを目指し、専門能力と人間力を兼ね備えた人財の育成を進めています。
- 新サテライトグロース戦略を支える高度なAI人財の確保に向け、リスキリングへの注力など、人財戦略を柔軟に適応させることを重視しています。

<新サテライトグロース戦略>