千葉工業大学とKDDI、モンゴルの子どもたちへiPad 550台を寄贈

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2025年1月23日

学校法人 千葉工業大学
KDDI株式会社

~教育格差解消に向け、子どもたちを支援~

学校法人 千葉工業大学(本拠地:千葉県習志野市、学長:伊藤 穰一、以下 千葉工業大学)とKDDI株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 CEO:髙橋 誠、以下 KDDI)は2025年1月16日、千葉工業大学が学生に貸与していたiPadをモンゴルの子どもたちに寄贈するプロジェクト(以下 本プロジェクト)を通じて、iPad 550台をウランバートル市教育局とアルハンガイ県へ寄贈しました。
これらのiPadは、デバイスの普及や経済状況が異なるモンゴルにおいて、より多くの子どもたちに高水準な教育機会を提供するため、ウランバートル市ゲル地区とアルハンガイ県の子どもたちへの支援に活用されます。

<前列左から、覚書を交わすB.アマルトゥブシン ウランバートル市教育局長と千葉工業大学 小川 靖夫常任理事>

<前列左から4番目 井川原 賢駐モンゴル日本国特命全権大使、5番目 千葉工業大学 清水 武則審議役、
後列左から6番目 Mobicom Corporation LLC CEO 來留島 恒司>

1月16日に在モンゴル日本大使館で行われた寄贈式には、井川原駐モンゴル日本国特命全権大使や千葉工業大学小川常任理事、同大学清水審議役、Kh. バトジャルガル教育省事務次官、B. アマルトゥブシン ウランバートル市教育局長、B. ツェレンナドミド アルハンガイ県知事、KDDIの連結子会社であるMobicom Corporation LLC(本社:モンゴル国 ウランバートル、CEO:來留島 恒司、以下 モビコム)の來留島CEOも出席し、祝辞を述べました。

本プロジェクトについて、千葉工業大学 清水審議役(元駐モンゴル日本国特命全権大使)は次のように述べています。
「私は大使在任中から、モンゴルの発展は教育にかかっていると考え、地方の教育環境の整備に尽力して参りました。昨年、アルハンガイ県のツェンヘルソムを訪問した際、モンゴルの学校ではIT機材が全く足りていないという実情を知りました。そこで、千葉工業大学の瀬戸熊 修理事長に相談し、今回の寄贈につながりました。また、ウランバートルでも地方からの移住者の急増によって、ゲル地域の学校の教育環境に多くの課題があります。今回の支援はモンゴルのIT教育の向上に貢献すると確信しています。ご理解とご協力をくださった千葉工業大学とKDDIに心から感謝申し上げます。」

■本プロジェクトについて

1. 概要

千葉工業大学の清水審議役のご提案により、千葉工業大学の学生が利用していたiPadを、ウランバートル市のゲル地区の学校10校とアルハンガイ県の学校6校の子どもたちへの支援として活用するため、ウランバートル市教育委員会とアルハンガイ県に寄贈することとなりました。KDDIは本プロジェクトに賛同し、モンゴルへの端末輸送において支援を実施しました。
KDDIはこれまでもモビコムとともに、モンゴル国内各地域の公立学校や行政施設などへ1,300台以上のPCを寄贈しています(該当項目へジャンプします)。

2. 寄贈内容

iPad Wi-Fiモデル 550台

<寄贈したiPad>

3. 寄贈先

ウランバートル市教育委員局、アルハンガイ県

千葉工業大学は、全新入学生に貸与されるタブレット端末が学生の卒業に伴い大学に返却されるのを機に、日本国内の地域教育の発展に寄与するため、近隣の市町村や、包括連携協定を結んでいる高等学校などへiPadを贈呈しています。モンゴルは豊かな歴史と文化、そして美しい自然を有する素晴らしい国です。その若い世代が多様な知識や情報にアクセスできる環境を整えることは、彼らの夢や目標の実現に繋がると信じています。本学は、教育の力を通じて持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

KDDIは今後もモンゴル社会へ貢献するとともに、KDDI VISION 2030において「『つなぐチカラ』を進化させ、誰もが思いを実現できる社会をつくる。」を掲げ、パートナーの皆さまとともに社会の持続的成長と企業価値の向上を目指すサステナビリティ経営を推進していきます。


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