2024年10月24日
KDDI株式会社
KDDIは、環境保全計画「KDDI GREEN PLAN」で重点課題のひとつとして掲げている「生物多様性保全」を推進することを目的に、高尾山(東京都八王子市)で森林保全活動(以下 本活動)を行いました。本活動は2013年度から継続して取り組んでおり、今回で27回目となります。
当日は、KDDI社員およびKDDIグループ社員とその家族18名の参加に加え、本活動に一緒に取り組む東京工芸高校の先生・生徒16名、小児がんの子どもたちとその家族を支援するNPO法人エゴノキクラブから子どもたちとその家族5名がボランティアとして参加し、高尾山を中心に活動する自然保護団体「高尾グリーン倶楽部」スタッフの指導のもと活動を実施しました。
好天に恵まれた空のもと、山を落葉広葉樹林との混交林に誘導するために、落葉広葉樹5種(カツラ・コナラ・ホオノキ・ヤマグリ・ヤマザクラ)を、合計およそ100本植樹しました。
また、以前の活動で植樹した木々の育成状況を確認するとともに、常緑広葉樹、下層植生といった中低木や高木幼樹の育成を妨げる灌木類の除伐作業などを行いました。
加えて、急斜面を含む山に登ることが困難な参加者でも生物多様性を体験することができる活動にするために、植樹や除伐の活動と並行して、森林体験施設「高尾グリーンセンター」付近において「高尾グリーン倶楽部」スタッフの指導のもと、草木染めや紙漉きなどを体験しました。
参加者からは「森を育てる上で樹々を切る間伐作業が重要な取り組みだということが勉強になった」「自然に触れる貴重な機会を得られた」との声がありました。
<植樹作業の様子>
<除伐作業の様子>
<自然・生きもの観察の様子>
<参加者の皆様>
参加した全員が本活動を通じて「生物多様性保全」に貢献し、多様で豊かな森林育成の一助になることを実感する1日となりました。
KDDIグループは、KDDI VISION 2030において「『つなぐチカラ』を進化させ、誰もが思いを実現できる社会をつくる。」を掲げ、パートナーの皆さまとともに社会の持続的成長と企業価値の向上を目指すサステナビリティ経営を推進していきます。