2024年6月3日
KDDI株式会社
KDDIは2024年6月3日、CO2排出量の削減を目指し、台紙を半分のサイズにしたSIMカード(以下 本SIMカード)を導入しました。本SIMカードはプラスチックの台紙部分を半分のサイズに縮小したSIMカードであり、従来品と比較し、プラスチックの使用量を55%削減、製造過程でのCO2排出量を約30%削減します。また、コンパクトな設計により一度に輸送できる枚数を増やすことができ、輸送時におけるCO2排出量も削減します。世界的に環境意識が高まる中で、同様の取り組みは欧州が先行して導入しており、日本では本SIMカードが携帯業界最少(注1)のプラスチック使用量になります。
<従来品のSIMカード>
<台紙を半分にしたSIMカード>
KDDIは2024年5月、KDDIグループとして2040年度末までにネットゼロ達成を含む4つの環境目標を策定しました(注2)。また、脱炭素社会の実現に向けた取り組みをよりいっそう加速することを目指し、これまで、NTT、KDDI、ソフトバンクの3社共同で通信業界におけるサステナブルなサプライチェーン実現に向けた活動に合意する(注3)など、さまざまな取り組みを進めてきました。
このような取り組みを通して、KDDIの目指すネットゼロ目標達成を目指すとともに、環境影響の低減と地球環境保護への貢献を目指します。