企業従業員の行動変容による環境プロジェクト「脱炭素エキデン365」へ参画

このページを印刷する

2024年5月13日

KDDI株式会社

KDDIは2024年5月13日、大阪府(府知事:吉村 洋文)と株式会社スタジオスポビー(本社:東京都中央区、代表取締役:夏目 恭行、以下 スタジオスポビー)による、脱炭素社会の実現に向け行動変容を推進する「脱炭素エキデン 365」プロジェクト(以下 本プロジェクト)に参画します。

本プロジェクトは、参加する民間企業数百社・総勢10万人強の従業員と市民数十万人が、2025年に開催される大阪・関西万博開幕までの一年間、様々な環境アクションを実践してCO2排出抑制に取り組み、その脱炭素活動のスコアを見える化することでEXPOグリーンチャレンジ(該当項目へジャンプします)への貢献を目指すプロジェクトです。
KDDIは、本プロジェクトへの参画を通じて、従業員一人ひとりの脱炭素に向けた意識変容を促し、サステナブルな未来に向けた会社全体の取り組みを一層推進していきます。

ロゴ:KDDI, 脱炭素エキデン 365

■参画の趣旨

当社は、環境変化に強いレジリエントな社会基盤の構築に貢献するため、テクノロジーを活用しながらパートナーの皆さまとともに人々の「命」「暮らし」「心」をつなぎ、誰もが思いを実現できる社会をつくることを目指しています。
かけがえのない地球を次の世代に引き継ぐことができるよう、気候変動問題の解決に貢献することが企業としての重要な責務であると捉え、KDDIグループとして2040年度末までにネットゼロ達成を目指す目標を掲げています。再生可能エネルギーを活用したサステナブル基地局など自社の排出量削減のための様々な取り組みに加え、法人のお客さまの脱炭素を支援するKDDI Green Digital Solutionなどのサービスによって事業を通じた社会のカーボンニュートラルにも取り組んでいます。
今回、脱炭素社会の実現に向けたアクションを会社全体で一体的に推進する中で、KDDI従業員一人ひとりが脱炭素を意識し行動につなげていくべくことが重要と考え、本プロジェクトへの参画を決定しました。

■「脱炭素エキデン365」プロジェクトについて

本プロジェクトは、官民が力を合わせて「脱炭素社会」の実現を目指し、具体的なアクションによる行動変容を推進し、未来の子どもたちにタスキをつないでいくことを目指して大阪府とスタジオスポビーにより発足しました。

「脱炭素エキデン365」プロジェクト 概要

本プロジェクトでは、個人生活における脱炭素量を計測できるエコライフアプリ、「SPOBY(スポビー)」を活用して、脱炭素社会の実現に向けた行動変容を促します。例えば、通常乗り物に乗って移動すべきところを「ひと駅手前から歩いて出社」「商談に自転車で移動」など歩行や自転車で代替移動することをはじめ、マイボトル活用、リモートワーク、階段の上り下り、公共交通を活用したECOMOVEなど様々な環境アクションによる脱炭素量を見える化し、たまった脱炭素スコアはご褒美商品と交換することができます。

  • プロジェクト名
    :脱炭素エキデン365
    (だつたんそえきでんさんろくご)
  • 期間
    :2024年4月14日~2025年4月13日
    (大阪・関西万博開幕)
  • プロジェクト運営本部
    :株式会社スタジオスポビー
  • 参画
    :全国の民間企業数百社
  • 実施要項
    :参加する民間企業の総勢10万人強の従業員の皆様にエコライフアプリ「SPOBY(スポビー)」を使っていただき365日間で約数千トンのCO2抑制を目指します
    新規ウィンドウが開きますhttps://deco-ekiden.jp

■スタジオスポビーについて

スタジオスポビーは、「人の行動変容を促進させ、社会課題を解決する」というビジョンにより設立されたソーシャルカンパニーです。同社は2022年5月より脱炭素と健康を実現するアプリ「SPOBY(スポビー)」のサービス提供を開始しました。当該アプリは環境省・脱炭素先行地域および経済産業省「地域DX推進ラボ」自治体においても採用されています。

(参考 KDDIの取り組み)

■2025年大阪・関西万博への協賛

株式会社日立製作所とKDDIは、2025年大阪・関西万博の未来社会ショーケース事業「フューチャーライフ万博・未来の都市」にプラチナパートナーとして協賛し、共同展示します。両社は「Society 5.0を目指す未来の都市=経済発展と社会課題の解決を両立する人間を中心とした都市の姿を浮かび上がらせる舞台」というビジョンに深く共鳴し、「未来の都市」の基本計画立案プロセスにおいて、中核企業としてコンセプト策定に関わってきました。今後、協賛12者全体で協力し、未来の都市像を描いていきます。

■大阪府との包括連携協定

大阪府とKDDIは、2022年12月、8分野(地域活性化、スマートシティ、環境、産業振興・雇用、子ども・教育、健康、安全・安心、府政のPRなど)にわたる包括連携協定(以下 本協定)を締結しました。
本協定は、地域共創を通じて個性豊かで魅力ある大阪府域の実現などに向けた取組みが進む中、当社と大阪府が連携・協働した活動をより一層深化させることを目的に締結するものです。
大阪府とKDDIは、本協定により、多くの分野において、連携・協働を促進し、地域の活性化および府民サービスの向上を図っていきます。

  • 注)
    公益社団法人2025年日本国際博覧会協会が実施する、万博をきっかけとして企業などの団体や個人に対して行動変容を促し、脱炭素行動を広げていこうという取り組み

  • この記事に記載された情報は、掲載日時点のものです。
    商品・サービスの料金、サービス内容・仕様、お問い合わせ先などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。