2023年10月27日
KDDI株式会社
KDDIは2023年9月4日・2023年10月12日・2023年10月16日、子ども向け環境教育「KDDI 草木と森のいきもの図鑑」作成教室を葛飾区立川端小学校(9月4日)、横浜市立山元小学校(10月12日)、世田谷区立八幡小学校(10月16日)で開催し、180名の小学生にご参加いただきました。
KDDIは、環境保全計画「KDDI GREEN PLAN 2030」において重点課題として「生物多様性保全」を掲げています。本教室は、子どもたちが昆虫や植物の生態や特徴などを学び、環境保全や生物多様性について理解を深めてもらうことを目的に2018年4月から実施しており、これまでに17校約935名の子どもたちが参加しています。
当日は、環境教育に知見のある特定非営利活動法人 樹木・環境ネットワーク協会のスタッフによる昆虫や植物に関する講義、指導のもと、校庭内の池でメダカやヤゴなどの水生動物、草むらでオンブバッタやカマキリなど秋に見られる生き物を観察しました。その後観察した動植物の写真や動画をタブレットで撮影し、その素材を元に動画作成アプリケーションを用いたオリジナルのいきもの図鑑を作成しました。
また、今年度の活動では、生き物の観察や図鑑作成の際に、株式会社バイオームが提供するスマートフォンアプリ「Biome(バイオーム)(注)」を活用しました。「Biome」には最新の名前判定AIが搭載されており、写真を撮影するだけで動植物の種類を判定できるため、見つけた生き物の情報を図鑑に入力することができました。
授業の最後には、子どもたちが作成した個性あふれるオリジナルいきもの図鑑が披露され、「いつも見ていた生き物だったが、初めて名前を知ることができた」「これからも動画図鑑の作成をもっとやりたい」などの声があがっていました。
<校庭の草むらでいきものを撮影する様子>
<タブレットで「いきもの図鑑」を作成する様子>
今後も、子どもたちの学びを支援し、環境保全や生物多様性について理解を深められる取り組みを積極的に行ってまいります。
KDDIグループは、KDDI VISION 2030において「『つなぐチカラ』を進化させ、誰もが思いを実現できる社会をつくる。」を掲げ、パートナーの皆さまとともに社会の持続的成長と企業価値の向上を目指すサステナビリティ経営を推進していきます。
バイオームは、生物多様性の価値を社会に浸透させることを目指して2017年5月に設立された京都大学発のベンチャー企業です。世界中の生物の分布データを取り扱った生物情報プラットフォームを構築するため、情報収集ツールとして、いきものコレクションアプリ「Biome(バイオーム)」の開発・運営を行っています。
<企業概要>
株式会社バイオームは、KDDI Green Partners Fundの出資先企業です。