2023年10月13日
KDDI株式会社
KDDIは2023年9月9日、生物多様性保全を目的に、兵庫県豊岡市でコウノトリ生息地保全活動を実施しました。KDDI関西総支社では、「コウノトリの野生復帰」に取り組む豊岡市と連携し、生物多様性保全の取り組みの一環として2017年10月から「コウノトリ生息地保全活動」を行っています。7回目となる今回の活動には、KDDIおよびグループ会社の社員とその家族51名が参加しました。
関連リンク:https://toyooka-kounotori.com/
<コウノトリ文化館前での集合写真>
コウノトリは、一度は日本の空から絶滅したものの、絶滅前から取り組み始めた人工飼育や生息地の保全・再生によって380羽超にまで増えました(注)。コウノトリ生息地保全活動は、コウノトリがこれからも豊岡市で暮らせるように餌となるカエル、ドジョウ、小魚などが生息する湿地を保全するものです。
当日は、豊岡市立コウノトリ文化館で西上豊岡副市長同席の下、開会式を行い、コウノトリについての知識を得た後、活動場所である国土交通省が整備した加陽(かや)湿地へ向かいました。
加陽湿地や隣接する豊岡市立加陽水辺公園内の湿地では、泥による水路の阻害や、コウノトリの餌となる在来種を食べる外来種の侵入が問題となっていました。そこで市役所と国土交通省の職員と協力し、水路の泥の排除や、アメリカザリガニやウシガエルのオタマジャクシなどの外来種の駆除を行うことで、コウノトリを取り巻く環境と生物多様性の保全に取り組みました。
<加陽水辺公園での外来種駆除>
<水路の整備>
<駆除した外来種>
また、翌日には現地に宿泊した参加者17名で日本の渚100選に選ばれている竹野海岸の清掃活動を行いました。
<竹野海岸の清掃活動>
<集めた9袋分のゴミ>
引き続き、KDDI関西総支社では豊岡市と連携の上、本取り組みを継続していきます。
KDDIグループは、KDDI VISION 2030において「『つなぐチカラ』を進化させ、誰もが思いを実現できる社会をつくる。」を掲げ、パートナーの皆さまとともに社会の持続的成長と企業価値の向上を目指すサステナビリティ経営を推進していきます。
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