オンラインによる対話型鑑賞会『おうちでワクワク (^O^) びじゅつあ~!!』を開催

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2021年9月10日

KDDI株式会社

KDDIは、多摩美術大学 (所在地: 東京都八王子市、学長: 建畠 晢) と連携し、2021年9月5日に多摩センターにある2つの美術館 (KDDI ART GALLERY・多摩美術大学美術館) において、オンラインによる対話型鑑賞会「おうちでワクワク (^O^) びじゅつあ~!!」(以下 本鑑賞会) を開催しました。本鑑賞会には、多摩市立西落合小学校の4~6年生の子どもたち15名が参加しました。

<東京オペラシティ アートギャラリー所蔵: 難波田史男《彼方》1973年
※多摩美術大学美術館「寺田小太郎 いのちの記録」展出品作品>

<当社所蔵: M. ブラマンク 《教会のある風景》制作年不詳>

KDDIは、2030年を見据えたKDDIのSDGs「KDDI Sustainable Action」において、「地方・都市の持続的発展」と「次世代の育成」を掲げています。本鑑賞会は、地域の子どもたちに「身近 (芸術作品、美術館、美術館のスタッフを身近に感じる)」「つなぐ (作品・作家と子どもを、人 (子ども) と人 (スタッフ) を、2つの美術館をつなぐ)」「ワクワク (楽しんで鑑賞する)」を体感し学んでもらうことを目的に開催しました。当初、2つの美術館 (KDDI ART GALLERY ・多摩美術大学美術館) を実際に巡り芸術作品を鑑賞するツアーを開催する予定でしたが、新型コロナウイルス感染症拡大の状況を考慮し、オンラインでの開催となりました。

当日、子どもたちはタブレットを通して、多摩美術大学美術館の学芸員と楽しくお話しをしながら、「おうちから、アートの旅に出かけよう!」というテーマのもと、KDDI ART GALLERYと多摩美術大学美術館の作品をそれぞれ1点ずつ「対話型鑑賞方法 (VTS/Visual Thinking Strategy) (該当項目へジャンプします)」というメソッドで鑑賞しました。

子どもたちは目を輝かせながら、作品に描かれた場所・季節、作品の色使いや筆致から感じ取ったことなどを「2枚の絵は、色の濃さ、描き方が全然違ったので、印象が違う。今でも現実にある世界と、想像の世界の絵だった。」「今まではただ見るだけだったけど、一つひとつ時間をかけて見るといろんなストーリーが生まれる。」「よく見て、よく考えることができた。」など素直な言葉で表現していました。旅行になかなか出かけられない今だからこそ、作品をよく見て想像力を働かせ、作品世界に浸った「アートの旅」となりました。

KDDIは、今後も子どもたちの学びを支援し、"社会の持続的な成長に貢献する会社"として「KDDI Sustainable Action」に取り組み、グループ全体で社会とともに持続的に成長していきます。

  • 注)
    ニューヨーク近代美術館 (MoMA) で子ども向けに開発された美術品の鑑賞手法で、1つの作品をグループの対話を通して鑑賞します。これにより、物事を体系的に考える力やコミュニケーション能力、推察力が磨かれ、相手を尊重しながら問題解決力を延ばす効果が期待できます。近年では、ビジネスや教育の分野でも大変注目されています。

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