2020年11月30日
KDDI株式会社
NPO法人離島経済新聞社
KDDI株式会社 (本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 髙橋 誠、以下 KDDI) とNPO法人離島経済新聞社 (所在地: 東京都世田谷区、代表理事: 大久保 昌宏、以下 リトケイ) は、広島県で初となる離島事業者を対象としたブランディング・商品PR講座「しまものラボ」を、広島県大崎上島町 (町長: 高田 幸典、以下 大崎上島) の後援により、大崎上島町で2020年11月30日から開始します。
<広島県 大崎上島>
<温暖な気候で育まれる産品の代表、レモン>
KDDIでは地方創生の一環として、離島地域の暮らしを守り、より多くの人に魅力を知ってもらい、離島地域をより元気にしていくことを目的とした取り組みである「しまものプロジェクト」を2015年12月に開始しました。さらに、KDDIとリトケイが共同で離島産品のブランディング・商品PRの向上を目的とした離島事業者の育成講座「しまものラボ」を2016年10月に開始し、7つの離島地域と38の事業者へ講座を提供してきました。
このたび、広島県初となる「しまものラボ」を開始します。大崎上島の強みを活かす新商品の開発ポイントや、他の離島の商品開発秘話から売れる商品をつくるポイントなど、大崎上島の参加事業者の課題解決に寄与する講座の受講を通じて、離島地域のさらなる活性化を目指します。
KDDIは、「通信とライフデザインの融合」を推進し、"社会の持続的な成長に貢献する会社"として「KDDI Sustainable Action」に取り組み、グループ全体で持続的に成長していきます。
詳細は別紙をご参照ください。
商品開発・流通販売分野の専門講師による座学の講座 (全5回) を、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、「しまものラボ」では初のオンライン講座として提供します。大崎上島での「しまものラボ」は、鹿児島県喜界町、北海道利尻町、東京都大島町、長崎県壱岐市、兵庫県姫路市、大分県大分離島、岡山県笠岡諸島に続き8回目となり、大崎上島の気候風土を活かして作られた純大崎上島の産品などの新商品開発、ブランド価値向上を図っていきます。
さらに、オプション講座として、タブレットを活用した商品プロモーション動画の制作体験講座も提供します。また、講座開催期間中に希望参加事業者へ、通信機能付きタブレット端末をKDDIから貸し出し、オンライン講座の学習環境整備のサポートをします。
なお、「しまものラボ」終了後、希望の事業者においては、KDDIのサービスである「auスマートパス (注) 商品モニター」の活用によるマーケティングが可能です。
2020年11月30日~2021年2月末まで (予定)
KDDIは、これからも事業を通じてさまざまな社会課題の解決に取り組み続けるという決意をこめ、2030年を見据えたKDDIのSDGs「KDDI Sustainable Action~私たちの『つなぐチカラ』は、未来のためにある~」を策定しました。このたびの取り組みは、「暮らしをつなぐ~地方・都市の持続的発展~、~次世代の育成~」に該当します。
KDDIは、SDGsの達成に向け、事業を通じて解決する社会課題の一つとして、地方創生および教育事業に取り組んでいます。人財育成、ICTを活かしたビジネスの知見やファンドを軸にした地域企業のサポートに加え、教育における地域格差を解消するための環境整備もあわせて推進していきます。地域や企業とのパートナーシップにより、サステナブルなビジネスモデルを構築し、課題を継続的に解決できる「地域の明日」を創っていきます。