2017年9月29日
KDDI株式会社
9月7日木曜日、KDDI株式会社は、これまで実施してきた「KDDIスマホ・ケータイ安全教室」に加え、ワークショップ型出前講座「スマホ de 防災リテラシー」を新しく開講しました。同日、初回の講座を兵庫県立西宮南高等学校の2年生38人を対象に実施しました。
「スマホ de 防災リテラシー」は、複数の班に分かれて机上の地図を見ながら、大災害が起きたという想定のもと、スマートフォンとSNSを活用して災害情報を集め、安全な避難経路や避難所、救助に向かう場所を地図上で特定するワークショップ型の講座です。受講者は、本講座を通して、文字コミュニケーションと対面コミュニケーションの違いや、情報発信や受信の際に気を付けるべきことを学ぶ「情報リテラシー教育」を受けることができます。また、災害時の情報交換を模擬体験することで、自助と共助の大切さや、災害時に必要な知識、気づきを学ぶ「防災教育」を受けることもできます。
講座に参加した生徒たちからは、「文字情報だけで自分の言いたいことや知りたいことを伝え合うことは案外難しく、伝わらないこともあると思った。」「いざ災害が起きると、どうやって情報を整理したらよいのか、どのように情報発信したらよいのか考えて備えておくことが必要だと思った。」「実際に災害が発生したら、スマートフォンを使いこなせる私たち高校生が率先して動きたいと思いました。」などの感想が聞かれました。
今後は、スマホやケータイの正しい使い方に加え、本講座を通して、災害発生時に情報通信をライフラインとして有効活用できる「情報リテラシー教育」と「防災教育」の啓発活動も推進していきます。「スマホ de 防災リテラシー」の出前講座のお問い合わせ・お申込みは、KDDIの情報モラル講座のホームページで受付しています。
・ワークショップで災害情報を集める生徒たち
・「スマホ de 防災リテラシー」の講座で使用する専用チャットアプリ