KDDIスマホ・ケータイ安全教室の教材一部リニューアルについて

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2017年4月3日

KDDI株式会社

KDDIは、スマートフォンや携帯電話の安心・安全な利活用を啓発するために、全国の小中学校、高等学校等で「KDDIスマホ・ケータイ安全教室」を実施しています。2005年度の開始以来、2016年度末までの累計開催数は約2万回、累計受講者数は370万人を超えました。
児童・生徒や保護者の意識を適切に喚起し、より社会課題に合った講座内容とするために、2017年度も新しい題材を取り入れた動画を追加し、教材を一部リニューアルします。

<2017年度に追加する新テーマ (アニメ動画)>

[1] テーマ: 震災時のSNS発信~上級コース (中高生向け) ~

○動画あらすじ
遠くで地震災害が発生。自分の住む地域には関係ないと、友だち同士の悪ふざけのつもりで投稿した「トラが逃げた」という情報が、ネットや口コミで拡散し、遠く離れた被災地で大勢の人々を巻き込み、大混乱を引き起こしてしまう。
○このテーマで伝えたいこと
  • インターネットは、情報は距離に関わらずすぐに広まり、取り消すことができない。投稿は慎重にしよう。
  • 特に通信がライフラインとなる災害発生時の情報発信には注意が必要。不要不急の発信はやめよう。
  • 情報を見た側も、デマや嘘の情報を広めないように見極めよう。
[2] テーマ: SNSいじめ~上級コース (中高生向け) ~

○動画あらすじ
「エリカ」は、「ゆり」から無料通話アプリに返事がない...とイライラしていた。そこへ「ゆり」がつぶやきサイトへ投稿した通知が。それをきっかけに二人の仲が悪くなり、グループはずしが始まった。その時、まわりの友人たちの行動は...。
○このテーマで伝えたいこと
  • 文字でのやりとりは、自分勝手にとらえがち。相手への思いやりの気持ちを忘れないようにしよう。
  • 傍観者も、その場でいるだけで、結果的に人を傷つけてしまうこともある。流されないで、自分で考えよう。
[3] テーマ: フィルタリング等のペアレンタルコントロールの役割~保護者・教職員コース~

○動画あらすじ
中学生の「有子」は、自身のスマホにフィルタリングや利用時間制限を設定をされているのが不満。友人の「ノン」がフィルタリングを外してもらったことを羨ましく思っている。しかし、「ノン」の身近には、さまざまなリスクが迫っていた。
○このテーマで伝えたいこと
  • フィルタリングをはじめとした、ペアレンタルコントロールの役割を、身近な事例で具体的にご紹介して必要性をご理解いただく。
  • 子どもたちの身近に様々なリスクがあることを実感いただき、保護者の責務として、子どもを守るために具体的方策が必要であると感じていただく。

児童・生徒が安心・安全にスマホ・ケータイを使用し、生活に役立てる使い方ができるよう、2017年度も引き続き子どもたちの情報リテラシーの向上に努めてまいります。

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