2016年8月30日
KDDI株式会社
8月8日月曜日、KDDIは、熊本県在住の小学生5、6年生の親子14組33名を山口技術保守センターに招待しました。
山口技術保守センターは、1963年からスタートした国内最大の衛星通信施設で、宇宙に打ち上げられた通信衛星を使い、電話、FAX、インターネット、テレビ中継など、海外との通信コミュニケーションを行っています。また、山口技術保守センターには、通信のしくみを学ぶことができる、KDDIパラボラ館が隣接しています。
今回の招待は、被災地支援の一環として、熊本地震の余震長期化によるストレス緩和や夏の思い出作りを目的として、熊本県教育委員会と熊本市教育委員会の後援をいただき、実施しました。
当日は、山口技術保守センターの下薗センター長から、国際衛星通信の仕組みの説明があった後、衛星電話での体験通話やパラボラアンテナやKDDIパラボラ館を見学していただきました。また、第54次南極観測隊員として派遣されていた、KDDI社員の大越氏から、南極での生活や観測隊の活動などの説明を行い、現在、南極・昭和基地に派遣されているKDDI社員の友松氏とテレビ電話を通じて、ブリザードの様子などリアルタイムで南極を感じて頂きました。その他にも、参加者の皆さんに「南極の氷」を配布し、氷が溶ける際に発生する2万年前の空気がはじける音を体感していただきました。
参加した小学生たちからは、国際衛星通信の仕組みやはるか離れた南極との通信に感激の声が上がり、ご父兄の方にも楽しんでいただけました。
KDDIは、被災地支援に繋がる取り組みを今後も積極的に行ってまいります。
・南極・昭和基地とのテレビ電話の様子
・南極氷が解ける音を聞く参加者
・参加された皆さん