高品質な映像をクラウド上でリアルタイム伝送する「KDDI Cloud Video Stream」提供 ~世界中どこからでも低コストで簡単に映像伝送が可能に~

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2023年12月20日

KDDI株式会社

KDDIは2023年12月20日から法人のお客さま向けに、クラウドを利用して高品質な映像を伝送する新たなサービス「新規ウィンドウが開きますKDDI Cloud Video Stream」(以下 本サービス) を提供します。
本サービスは世界中で行われるスポーツ、コンサートのイベント中継や番組配信、報道などの映像を、クラウド上でリアルタイムに伝送する映像伝送サービスです。
クラウドを活用することで従来型の専用線や衛星を活用したサービスよりも、トータルコストをおさえ、簡単に映像を伝送することが可能になります。

<サービスの提供イメージ>

■背景

世界中で日々開催されているスポーツ、コンサートなどのイベントや、各地で起きている事件などの配信は、地上波放送だけでなくインターネット配信など、世間に届ける手段が多様化しています。そのため、より多くのコンテンツをリアルタイムに映像伝送することが求められています。
KDDIはこれまで光ファイバーや衛星通信など専用のネットワークを利用し、高品質大容量の映像を、安全かつ確実に伝送する映像伝送サービスを提供してきました。
これら従来の映像伝送サービスでは、専用設備を利用して提供するため、需要に応じて容易に伝送数を変更することが難しく、また、信頼性を向上させるため完全冗長化するなど、費用も高額となる傾向がありました。
今回、安全かつ確実に伝送したいというこれまでのお客さまニーズに加え、突発的に発生する報道やイベント中継など、より低コストでより利便性の高い映像伝送のニーズに対応するためクラウドを活用した本サービスの提供を開始します。

■本サービスの特長

本サービスは、クラウドを利用してリアルタイムの映像伝送を提供するサービスです。専用線が不要となるため世界中どこからでも利用が可能なほか、AWS (アマゾン ウェブ サービス) が世界中に持つバックボーンを利用するため、エラー発生率が高いインターネット利用区間を最小限にすることが可能です。
また、お客さま専用のポータルで、お客さまご自身で映像伝送のスケジュール予約ができるだけでなく、映像伝送中のアラームやトラフィック確認、プロキシ映像の確認など、セルフマネジメントが可能です。映像の伝送数を必要に応じて簡単かつ柔軟に変更が可能です。

■本サービスの詳細

  • お客さま専用ポータルから伝送予約を登録後 、最短15分で映像伝送がご利用できます。
  • 料金は伝送数・時間に応じた従量課金制を採用しており、高額な初期投資は不要です。
  • 放送局・配信事業者による映像素材の収集、工場内に設置した情報カメラ映像の収集、お天気カメラの映像伝送など、さまざまな用途でご利用が可能です。
  • 近年広がりをみせている次世代映像伝送プロトコルSRT (注) による伝送、暗号化に標準対応し、より品質の高い伝送を実現します。

<「映像伝送サービス」について>

KDDIの「映像伝送サービス」は本サービスに加え、高品質大容量の映像を、安全かつ確実に伝送する「随時映像伝送サービス」と「長期映像伝送サービス」も提供しています。お客さまの環境や利用形態に応じた最適な映像伝送サービスの提供を実現します。

  • 「随時映像伝送サービス」については新規ウィンドウが開きますこちらをご参照ください。
  • 「長期映像伝送サービス」については新規ウィンドウが開きますこちらをご参照ください。

■提供開始日

2023月12月20日

■提供料金

KDDI 法人営業担当者または法人お客さまセンターまでお問い合わせください。

■お問い合わせ

KDDI 法人営業担当者または法人お客さまセンターまでお問い合わせください。

<法人お客さまセンター>
フリーコール0077-7007 (無料)
フリーコール0120-921-919 (無料)
受付時間: 9:00~18:00 (土・日・祝日・年末年始を除く)

  • 注)
    Haivisionが開発したオープンソースの映像ストリーミングプロトコル。ネットワークのジッターやパケットロスを補正し、高品質な映像や音声を安全かつ低遅延で、インターネット経由で転送します。

  • この記事に記載された情報は、掲載日時点のものです。
    商品・サービスの料金、サービス内容・仕様、お問い合わせ先などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。