2022年8月16日
KDDI株式会社
KDDIは、法人のお客さま向けクラウドサービス「KDDI クラウドプラットフォームサービス」(以下 KCPS) が、政府情報システムのためのセキュリティ評価制度 (以下 ISMAP (イスマップ)) (注1) において、その基準を満たすサービスとして2023年4月18日まで登録更新されたことをお知らせいたします。
ISMAPは、情報セキュリティ監査の枠組みを活用した評価プロセスに基づいて、政府が求めるセキュリティ要求を満たしているクラウドサービスをあらかじめ評価・登録することにより、政府のクラウドサービスの調達におけるセキュリティ水準を確保し、円滑に導入できるようにすることを目的とした制度です。各政府機関は原則として、ISMAPクラウドサービスリストに掲載されているものの中から調達を行います。
KCPSは、KDDIネットワークに直結され、仮想サーバーからベアメタルサーバー、各種ストレージの機能を備えた、キャリアグレードのクラウドプラットフォームです。ネットワークからクラウドまで、一元的にマネージドされた高信頼のクラウドサービスで、稼働率も四半期ごとに公開しており、その高い信頼性と透明性で多くのお客さまにご利用いただいています。
またKCPSでは、国内クラウド事業者でいち早く内部統制について第三者監査人によって保証されたSOC認証の取得に取り組み、SOC1 Type2を7年連続、SOC2 Type2を6年連続で取得しています。さらにKCPSは、国際標準化機構 (ISO) により発行されたクラウドセキュリティに関する国際規格で、クラウドサービスを安心して利用できることを目的として制定されたISO 27017も取得しています (注2)。
KDDIは、今後も政府情報システムへの対応、公共機関におけるクラウドサービス利用を促進するとともに、クラウドをはじめとする各種サービスのさらなる品質向上とお客さまニーズへの対応を進めることで、安心安全で強靭なサービスの提供により、豊かなデジタル社会構築に貢献していきます。
参考
KDDI クラウドプラットフォームサービスが政府情報システムのためのセキュリティ評価制度 (ISMAP) に登録
(2021年3月23日付けKDDI Engineer Portal)
クラウドセキュリティに関する国際規格「ISO/IEC 27017認証」取得のお知らせ
(2020年9月2日 KDDIクラウドプラットフォームサービスナレッジサイト)