2021年12月1日
KDDI株式会社
KDDIは2021年12月1日から、法人向けの広域ネットワークサービス「KDDI Wide Area Virtual Switch (以下 KDDI WVS)」「KDDI Wide Area Virtual Switch 2 (以下 KDDI WVS 2)」に、「インターネットブレイクアウトTYPE2」「マルチクラウドゲートウェイ」「Prisma Access for Clean pipe広帯域メニュー」(以下 本3メニュー) を追加します。
本3メニューにより、「KDDI WVS」「KDDI WVS 2」のトラフィック対策とクラウドアクセスを向上し、オフィスワークとリモートワークのハイブリッドワークを推進する幅広いインターネット機能を提供します。
<本3メニュー追加のイメージ>
■背景
オフィスワークやリモートワークなど働き方が多様化する中、ハイブリッドワークに対応するためクラウドシフトへの注目が高まっています。
IDC Japanが国内企業517社に実施した企業ユーザー動向調査 (注1) では、インターネットブレイクアウトを導入または検討しているお客さまが約7割に達していることが判明しており、企業の拠点やリモートアクセス端末から直接インターネットに接続したいお客さまが増えています。
■各メニューの概要
名称 | 概要 |
インターネットブレイクアウトTYPE2 |
- 対象のアクセス回線 (注2) をご利用の場合、回線オプションとしてのお申し込みだけで、現在のお客さまのネットワーク構成変更を行わずに簡単かつ安価にインターネットブレイクアウトを導入いただけます。お客さまがプロキシーをご利用いただいている場合でも、ご利用のパソコンでプロキシーに関する設定を変更する必要がなく、容易に導入いただけます。
- 「KDDI WVS」「KDDI WVS 2」のルータレス機能や「Cisco Umbrella (注3)」を併用することで、宅内に必要な設備を最小限に抑え、故障ポイントの切り分けや運用負荷を削減したシンプルな構成を実現可能とします。新規のオフィス開設や移転などにも柔軟に対応でき、快適でセキュアなオフィス環境を構築します。
- 「Flex Remote Access (FRE)」、「Cisco Umbrella (SIG)」の組み合わせにより、テレワークとオフィスワークによる柔軟な働き方 (ハイブリッドワーク) に最適な環境を実現します。
|
マルチクラウドゲートウェイ |
- 「KDDI WVS」「KDDI WVS 2」からさまざまなパブリッククラウドへ、インターネットを経由せずに閉域でセキュアに接続を提供しているクラウドダイレクト接続を拡充します。
- 接続先クラウドの追加・削除や、ご契約帯域・ご利用帯域の変更は、お客さまご自身がカスタマーコントローラーによるオンデマンドの簡単な操作で、手続きが完結します。
- 契約帯域以内に収まるように設定する接続先クラウドごとの利用帯域も、通信量に応じて契約帯域・利用帯域ともに拡張・縮小にも柔軟に対応し (注4)、最適なクラウド利用環境の構築に寄与します。
|
Prisma Access for Clean pipe広帯域メニュー |
- オンライン会議接続や動画といった大容量データの送受信など、広帯域なインターネットを必要とするお客さまに、「2G」「5G」「10G」の高速・広帯域インターネットアクセスの提供を追加し、すでに提供している「100M」「200M」「300M」「500M」「1G」に加えメニューを拡大します。
- 総合的なセキュリティ管理ができるUTMにて、SSL復号化機能をご契約帯域まで提供します (注5)。
|
■提供開始日
2021年12月1日
■お問い合わせ
KDDI 法人営業担当者または法人お客さまセンターにご連絡ください。
<法人お客さまセンター>
0077-7007 (無料)
0120-921-919 (無料)
受付時間: 9:00~18:00 (土・日・祝・年末年始を除く)
KDDIは、「通信とライフデザインの融合」を推進し、"社会の持続的な成長に貢献する会社"として、法人のお客さまのビジネスに貢献し、新しい体験価値を創造していきます。