クラウド型セキュリティサービス「Cisco Umbrella」のフィルタリング機能に脅威情報データベース「JLIST (R)」を追加 ~ゼロトラスト型サービスにおいて、セキュリティ脅威に対する防御機能を向上~

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2021年10月1日

KDDI株式会社

KDDIは、クラウド型セキュリティサービス「Cisco Umbrella」に、ドメインとIPアドレスを対応づけて管理するDNS (Domain Name System) ポリシーのフィルタリング機能として、KDDIグループのラックが提供する脅威情報データベース「JLIST (R)」(注1) を追加し、2021年10月1日から提供します。
これにより、お客さまは追加のコストや運用負荷をかけずに、日本特有のセキュリティ脅威に対する防御機能を大きく向上させることができます。

<Cisco UmbrellaでのJLIST (R) 提供イメージ>

「Cisco Umbrella」は、ゼロトラスト (注2) を実現する上で必要となる一要素で、DNSを活用してあらゆる環境・デバイスからでも同一のセキュリティポリシーに基づき、安全にインターネットに接続できるクラウド型セキュリティサービスです。カテゴリごとに悪質なサイトや制御したいサイトを登録し、当該URLやドメインの接続可否を設定 (注3) することができます。
今回、DNSポリシーのフィルタリング機能として「JLIST (R)」の脅威情報を追加することで、お客さまはより精緻なフィルタリング機能を備えたサービスとしてご利用いただけます。

KDDIは、「通信とライフデザインの融合」を推進し、"社会の持続的な成長に貢献する会社"として、法人のお客さまのビジネスに貢献し、新しい体験価値を創造していきます。

Cisco Umbrellaの詳細は新規ウィンドウが開きますこちらをご参照ください。

■Cisco Umbrellaについて

1. 概要

  • Cisco Umbrella InsightsおよびSIG Essentialsライセンス (注4) において、「JLIST (R)」サービスのうち、遮断用URL/ドメインをDNSポリシー向け接続先リストに自動で取り込み、標準機能として提供します。これにより、日本特有の危険サイトへのアクセス制御をさらに強化します。
  • 「JLIST (R)」は自動的に反映されるため、常にセキュリティ脅威への対策を強化できます。

2. 提供料金

Cisco Umbrella InsightsおよびSIG Essentialsライセンスの提供料金に含まれます。

3. 提供開始日

2021年10月1日

4. お問い合わせ

KDDI 法人営業担当者または法人お客さまセンターにご連絡ください。

<法人お客さまセンター>
フリーコール0077-7007 (無料)
フリーコール0120-921-919 (無料)
受付時間: 9:00~18:00 (土・日・祝・年末年始を除く)

(参考)

■マネージド ゼロトラストの6つのコンポーネント

KDDIは、ゼロトラストモデルを実現するために必要となるコンポーネントを「マネージド ゼロトラスト」のなかで6つ掲げており、本件は「セキュリティ」機能の充実となります。

マネージド ゼロトラストの6つのコンポーネント

  • 注1)
    「JLIST (R)」とは、株式会社ラックのセキュリティ専門家が主に日本国内で確認した脅威情報をデータベース化し提供するサービスです。
  • 注2)
    ゼロトラストとは、社内・社外のすべてのトラフィックを信頼せず、サービスのアクセス時などデバイスごとに検査、ログ取得を行い、セキュリティを強化する考えのことです。
  • 注3)
    「JLIST (R)」は、お客さま向けコンソールの接続先リストとして登録され、DNSポリシーを新規で作成する際にリスト表示されます。初期設定は、適用されていない状態です。必要に応じてご利用いただけます。
  • 注4)
    Cisco Umbrella InsightsおよびSIG Essentialsは、KDDIが提供しているパッケージサービスです。
    各パッケージの詳細は、新規ウィンドウが開きますKDDI 法人ウェブサイトをご参照ください。

  • この記事に記載された情報は、掲載日時点のものです。
    商品・サービスの料金、サービス内容・仕様、お問い合わせ先などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。