2021年2月22日
KDDI株式会社
KDDIは、2021年2月22日より法人のお客さま向けデバイス管理サービス『KDDI Smart Mobile Safety Manager』(以下SMSM) おいて、機能拡張・追加・改善を伴うバージョンアップを行います。
新バージョンはver.9.10.1となります。
1. 機能拡張・追加・改善について
○Android向け
- Android 11対応
Android 11のサポートを開始します。
- アプリケーション構成範囲拡充
"すべてのアプリケーション"や"企業許可アプリケーション"などの設定でもアプリケーション構成を適用できるようになり、Android Enterpriseの全アプリケーション配信設定値でもアプリケーション構成が利用可能となりました。
- 位置情報アクセスポリシー対応
Googleのポリシー変更にともない、位置情報アクセスポリシーへの対応として、エージェントが位置情報を利用する旨の通知を常に表示するようになります。
- 不具合の改修
+Setting Safety Manager不具合の改修
従来版からストア版への移行時不具合の改修
SMSM AntiVirus不具合の改修
アプリケーションのグレーアウト不具合の改修
- 個人情報保護ポリシー対応
GoogleによるOS仕様およびポリシーの変更により、取得するデータと利用方法の明記がプライバシーポリシー以外の契機でも必須となったため、取得情報を提示する画面が新たに表示されます。
○iOS向け
- アプリケーションのiOS/iPadOS 14への最適化
SMSMで提供するiOS/iPadOSアプリケーションを、Xcode 12 (iOS/iPadOS 14) 向けに最適化しました。
- Wi-Fi MACアドレスランダム化に伴う対応
SMSM上でMACアドレスを利用した機器認証機能を削除します。
本対応は、iOS/iPadOS 14.0以降の仕様変更に準じる対応です。
対象機器では、Wi-Fiに接続するNICのMACアドレスが隠蔽され、ランダムな値を返す形となり、機器の特定に利用することができなくなりました。
- Appleサービスの名称変更追従対応
Apple Deployment Programs (ADP) およびVolume Purchase Program (VPP) の終了に伴い、SMSM内で利用されている各種関連文言をApple Business Manager (ABM)、Apple School Manager (ASM) で利用されている文言に置き換える対応を行います。
- 個人情報保護ポリシー対応
AppStoreのガイドラインの更新があり、SMSMとして、個人情報保護ポリシーへの対応として、下記2点を行います。
- アプリケーションプライバシーポリシーを更新します。
- プライバシーポリシーとは別にデータ取得の説明と同意を求める新規ダイアログを追加します。
○macOS向け
- macOS 11.0対応
macOS 11.0のサポートを開始します。
○Windows向け
- Windows情報保護機能 (WIP) 対応
- 不具合の改修
スクリーンロック不具合の改修
SIM抜き差し監視機能の不具合の修正
○その他
<法人お客さまセンター>
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