KDDI 法人のお客さま
2020年
法人向けの広域ネットワークサービスにSaaS型サービスなどの通信を分離しイントラの速度を向上させる「インターネットブレイクアウト」を追加

法人向けの広域ネットワークサービスにSaaS型サービスなどの通信を分離しイントラの速度を向上させる「インターネットブレイクアウト」を追加

2020年12月24日

KDDI株式会社

KDDIは、法人向けの広域ネットワークサービス「KDDI Wide Area Virtual Switch」(以下 KDDI WVS) および「KDDI Wide Area Virtual Switch 2」(以下 KDDI WVS 2) のブロードバンドアクセス方式のメニュー「withF+」「プランF」に、SaaS型サービスなどのインターネット向けの通信を分離し、イントラネットの通信速度を低コストで向上させる「インターネットブレイクアウト」(以下本オプション) を2020年12月24日から追加します。

インターネットブレイクアウト

<本オプションのイメージ>

企業でのSaaS型サービスの導入が拡大し、インターネット向けの通信トラフィックが増加しています。一方でセキュリティ確保を目的に、インターネットアクセスをイントラネット経由とすることが多く、SaaS型サービスの通信トラフィック増加がイントラネット全体の通信速度の低下を招いています。

本オプションは、Microsoft 365などのSaaS型サービスやWindows Updateのインターネット向け通信をイントラネットから分離し、トラフィックを削減することで、イントラネット全体の通信速度を向上させるオプションです。また、KDDI WVS、KDDI WVS 2のネットワーク構成の変更をせずに、宅内設置アダプターの設定変更や交換のみで簡単に導入できるため、低コストで快適な通信環境を実現します。なお、宅内設置アダプターが特定のSaaS型サービスとの通信のみを許可しており、分離されたインターネット向け通信のセキュリティは確保されています。

KDDIは、「通信とライフデザインの融合」を推進し、"社会の持続的な成長に貢献する会社"として、今後も法人のお客さまのビジネスに貢献し、新しい体験価値を創造していきます。

KDDI WVS

KDDI WVS 2

■本オプションの詳細

Microsoft 365などのSaaS型サービスやWindows Updateのインターネット向けのトラフィックを宅内設置アダプターで識別し、各拠点から直接インターネットへ通信させることで、データセンターを経由するインターネット向けの通信を削減し、データセンターへのトラフィック集中を抑制します。
拠点に宅内設置アダプターが設置されている場合、お申し込み後の設定変更のみで、本オプションを利用することができます。
- L2モード/L3モードに関わらず、ルーターレスで利用可能です。
本オプション用に新たなインターネット回線を敷設する必要はありません。
1拠点から導入可能なため、必要な拠点・部署に導入することができます。