「KDDI EMM powered by VMware AirWatch (R)」のサービス名称変更およびユーザー管理・認証機能の追加について

このページを印刷する

2020年6月1日

KDDI株式会社

KDDIは、モバイルデバイスをあらゆる利用シーンに応じてセキュアに活用するためのEMM (注1) ソリューション「KDDI EMM powered by VMware AirWatch (R)」のサービス名称を2020年6月1日から「KDDI EMM powered by VMware Workspace ONE (TM)」へ変更します。
また、これまで提供していたEMM機能に、ユーザー管理・認証機能である「Workspace ONE Access」を新たに追加して提供します。

クラウド活用や働き方の多様化を背景に、社内インフラのセキュリティ対策は、社内ネットワークの情報資産を外部の脅威から守る「境界型セキュリティ」から、利用者の場所や機密情報の在りかによらず情報資産をセキュリティ脅威から守る「ゼロトラストセキュリティ」へシフトしています。これにより、社内ネットワークの内外を問わず、利用者ごとのデバイスを保護し業務全体を管理する統合エンドポイント管理に対するニーズが高まっています。

「Workspace ONE Access」は、管理者がユーザーアカウントやデバイスに対して、多要素認証などのさまざまなポリシーを設定できる機能です。デバイスやアプリケーション、サービス、メールなどに対するセキュリティポリシーを自在に制御することができます。
デバイスの利用者は、単一のポータルからあらゆるアプリケーションやサービスをシングルサインオンで利用できるため、スマートフォンやタブレット、パソコンなどのデバイス活用の利便性が一層向上し、業務効率化・生産性向上を図ることができます。
従来から提供されているデバイス紛失時のデバイスロックとあわせて、機密情報の漏えい防止にも対応し、管理者・利用者の双方にとって働きやすい環境を実現します。

<Workspace ONE機能イメージ>

KDDIは、「KDDI EMM powered by VMware Workspace ONE (TM)」の提供を通じて、「通信とライフデザインの融合」を推進し、"社会の持続的な成長に貢献する会社"として、法人のお客さまのビジネスに貢献し、新しい体験価値を創造していきます。

詳細は、別紙をご参照ください。

<参考>

新規ウィンドウが開きます「KDDI EMM powered by VMware Workspace ONE (TM)」について


<別紙>

■サービス名称変更について

2020年6月1日から、以下の通りサービス名称を変更します。

  • <変更前>:
    「KDDI EMM powered by VMware AirWatch (R)」
  • <変更後>:
    「KDDI EMM powered by VMware Workspace ONE (TM)」

■「Workspace ONE Access」について

1. 概要

  • 「Workspace ONE Access」は、管理者がユーザーアカウントやデバイスに対して、多要素認証などのさまざまなポリシーを設定できる機能です。
  • これまで提供してきたEMM機能と連携することで、お客さまのセキュリティニーズに柔軟に対応し、セキュリティと利便性を両立したスマートワーク環境を実現します。

2. 主な機能

  • (1)
    ユーザーIDの一元管理
    業務サービスごとにユーザーIDの登録作業を行う必要がないため、管理者のユーザーIDの運用管理工数を大幅に削減します。
  • (2)
    多要素認証とデバイス状態判別によるユーザー認証のセキュリティ強化
    機密性の高い情報を扱うデバイスの利用者に対しては、管理者がワンタイムパスワードなどの多要素認証や、デバイスの状態に応じたアクセス条件を設定できるため、ユーザー認証のセキュリティ強化を図ることができます。
  • (3)
    SaaS型サービス利用時のシングルサインオンによる統合認証
    デバイスの利用者は、1つのユーザーIDで業務に利用するさまざまなSaaS型サービスへ簡単にアクセスできるため、デバイス利用時の利便性が向上するほか、パスワードの使い回しなどによる情報漏えいリスクが軽減できます。

3.「KDDI EMM powered by VMware Workspace ONE (TM)」提供料金

「Workspace ONE Access」の追加による提供料金の変更はございません。

プラン主な機能ライセンスタイプ月額料金 (税抜)
スタンダード MDM+ユーザーID管理・認証 デバイス 420円/デバイス
ユーザー 720円/ユーザー (注2)
アドバンスト EMM+ユーザーID管理・認証 デバイス 660円/デバイス
ユーザー 1,200円/ユーザー (注2)

4. 提供開始日

2020年6月1日

5. お問い合わせ先

KDDI 法人営業担当者または法人お客さまセンターにご連絡ください。

<法人お客さまセンター>
フリーコール 0077-7051 (無料)
フリーコール 0800-777-7051 (無料)
受付時間: 9:00~18:00 (年末年始を除く)

  • 注1)
    EMMとはEnterprise Mobility Managementの略で、エンタープライズモビリティ管理サービスのこと。
  • 注2)
    1ユーザー5デバイスまで管理可

  • この記事に記載された情報は、掲載日時点のものです。
    商品・サービスの料金、サービス内容・仕様、お問い合わせ先などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。