2020年5月13日
KDDI株式会社
KDDIは、簡単なID管理とセキュアなアクセスを実現する「KDDI Business ID (以下KBI)」のシングルサインオン (以下SSO) 対応サービスに、2020年5月13日からBox、ZoomなどのSaaS型サービスを追加します。
企業において、さまざまな利用シーンで複数のクラウドサービスの利用が拡大し、従業員の利便性が向上しています。その一方で、巧妙化するサイバー攻撃に対する備えとして、サービスごとにパスワードの定期的な変更が求められるなど、従業員自身でのID管理が煩雑化しています。
企業の働き方改革に加え、昨今の新型コロナウイルス対策の影響がテレワークの利用を後押しする中、ID管理がより簡便で、セキュアな認証サービスの導入の重要性も高まっています。
このたび、お客さまのさまざまなニーズを踏まえ、SSO対応サービスに、KDDI提供サービスに加えて複数のSaaS型サービスを追加するほか、お客さまが構築された業務用のアプリケーションも、標準的なSSOのプロトコルであるSAML (Security Assertion Markup Language) に対応している場合はSSO連携が可能 (注) になります。
<サービス構成図>
これにより、さまざまなSaaS型サービスを1つのIDとパスワードで利用することが可能になり、従業員の利便性が向上します。また、ID・パスワードを一元管理することができるため、企業のセキュリティ管理者や従業員にとって、管理負荷軽減やセキュリティリスクの低減が可能です。
【5月13日拡充対象サービス】
今後もSSOの対象サービスを追加していきます。
追加対象サービスについては、随時KDDI法人ウェブサイトなどでご案内します。
KDDIは、より柔軟性のあるクラウド環境を提供することで、お客さまの働き方改革とデジタルトランスフォーメーションを引き続き強力にサポートしていきます。