「Folding@home」の新型コロナウイルス解析プロジェクトへサーバーを提供

2020年4月15日

KDDI株式会社

KDDIは、タンパク質解析の分散コンピューティング (注1) プロジェクトである「Folding@home」の新型コロナウイルス解析プロジェクト (以下 本プロジェクト) へ参加し、2020年4月6日から「KDDI クラウドプラットフォームサービス (以下 KCPS)」の一部サーバーの提供を開始しました。
本プロジェクトは、分散コンピューティング環境を活用し、分子動学シミュレーション (注2) を行うことにより、世界で猛威を振るう新型コロナウイルスの解析や治療薬の開発に貢献するものです。
KDDIは、法人のお客さま向けに提供しているクラウド基盤であるKCPSの未提供部分のサーバーを提供することで、本プロジェクトの演算能力向上の一助を担っていきます。
なお、提供するリソースはKCPSで制御しているため、KCPSを利用するお客さまへのサービス品質に影響はありません。

• KDDIは、「通信とライフデザインの融合」を推進し、"社会の持続的な成長に貢献する会社"として、法人のお客さまのビジネスに貢献し、新しい体験価値を創造していきます。

(参考)

Folding@home

KDDI Cloud Blog

• 注1)

  1つのプログラムにおいて、個々の部分を同時並行的に複数のコンピューター上で解析などが実行され、それぞれがネットワークを介して互いに通信を行いながら全体として処理が進行する計算手法。一台のコンピューターで計算するよりもスループットを上げることが可能なコンピューティングの仕組み。

• 注2)

  分子や原子の動きをコンピューターの中で再現するもの。

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