法人向けデバイス管理サービス『KDDI Smart Mobile Safety Manager』バージョンアップについて

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2019年12月6日

KDDI株式会社

KDDIは、2019年12月6日より法人のお客さま向けデバイス管理サービス『KDDI Smart Mobile Safety Manager』(以下SMSM) おいて、機能拡張・追加・改善を伴うバージョンアップを行います。
新バージョンはver.9.8.0となります。

1. 機能拡張・追加・改善について

  • 管理サイト

    • クライアント証明書一括削除機能
      アップロードされているクライアント証明書を一括で削除できる機能を追加しました。
      これにより、管理サイトから画面上で1枚づつ (1設定セットづつ) 選択削除から、CSVファイルを用いてクライアント証明書を一括で削除することが可能となります。
  • iOS向け

    • OSアップデート指示/情報取得機能
      iOS端末へOSアップデートを指示する機能および、OSアップデートに関する情報取得機能を追加しました。
      これにより、管理者からOSアップデートを促すことで、OS側の不具合修正や新機能の適用を迅速に行うことが可能となります。
    • iOSエージェント自動認証機能
      iOSエージェントを起動するだけで、認証を完了する機能を追加しました。
      これにより、Safari以外のブラウザを利用している場合に認証を行うことができない、また、キッティング時にポータルから [エージェントを認証する] を押下し忘れ、後から端末利用の複雑な認証手順の操作がなくなりました。
    • クライアント証明書複数紐付け/クライアント証明書一括紐づけ機能
      iOS端末に紐づくクライアント証明書を最大5枚まで設定ができる機能を追加しました。
      これにより、用途が異なるものなど、複数のクライアント証明書を1台のiOS端末に紐付け、配信することが可能となりました。
  • Android (TM) 向け

    • Android10対応
      Android10のサポートを開始します。
      • Android10の仕様に伴い、制約事項がありますのでご利用の際は必ずSMSMマニュアルサイトへ掲載している制約事項やバージョンアップ概要資料をご確認ください。
    • ロック画面の機能制限
      端末でロック画面を表示している際にも利用可能な各種機能 (通知の表示、カメラ機能など) を一括もしくは個別に制限する設定を追加します。
      これにより、これまで以上に強固なセキュリティ設定を行うことが可能となります。
  • Windows (R) 向け

    • リモートワイプパソコン初期化方式の追加
      管理対象のWindows端末での、リモートデスクトップ接続設定状態を取得し、管理サイトに表示ができる機能を追加します。
      またリモートワイプに新たな方式を追加します。
      これまでは、「BitLocker」「データ削除」の2つの方式でしたが、新たに「パソコン初期化」の方式の機能を追加します。
      これにより「パソコン初期化」が可能となりました。
    • 「プロキシ設定」自動構成項目の追加
      「プロキシ設定」に自動構成に関する設定項目を追加します。
      追加項目は以下の通りです。
      • 設定を自動的に検出する
      • 自動構成スクリプトを使用する
      • 自動構成スクリプトのアドレス
  • その他 対応内容

    • Android Enterpriseアプリケーション構成設定方法変更
    • iOS SMSMエージェント/+browser/アプリケーションカタログプライバシーポリシー表示
    • Android Enterpriseアプリケーション配信のAPIを最新のものに更新
    • 位置情報にプロバイダー情報を追加
    • 各種文言・挙動の改善

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