2019年9月24日
KDDI株式会社
KDDIは、KDDIクラウドプラットフォームサービス (以下KCPS) ベアメタルサーバーにおいて、データ消去証明書を発行する「KCPS Blancco消去証明書オプション」を、2019年9月27日より提供開始します。
KCPS ベアメタルサーバーは、設計の自由度を必要とするプライベートクラウド構築に最適なサービスで、オンプレミス同等の専有型クラウドサービスとして、従来から機密性の高い情報を扱うお客さまをはじめ多くのお客さまにご利用いただいています。クラウド上で扱われる情報が多岐にわたる中、セキュリティ要件として、サービス利用終了時に使用済みデータを確実に消去することへの需要も高まっています。
本オプションは、データ消去ソリューションを世界的に提供するリーディングプロバイダーであるBlancco社のソフトウェアによるデータ消去と証明書発行を提供するものです。Blancco社のデータ消去ソリューションは全世界15以上の政府機関、法務機関、独立した研究機関などによって検証され認証/承認/推奨を受けており、本オプションをお客さま自身にご活用頂くことでKCPS ベアメタルサーバーのディスク内のデータ消去を適切に実行頂けます。
これにより、これまでクラウド上のデータ消去が課題でクラウド利用を見送っていたお客さまも、安心・安全な運用を実現できます。
【Blancco社コメント】
今回の「KCPS Blancco消去証明書オプション」のリリースを、心より歓迎いたします。
KCPSにおける、お客さまのご要望に応じた安全かつ適切なデータ消去のメカニズムとして、Blanccoのデータ消去ソリューションをご提供できることを喜ばしく思います。
個人情報保護法やGDPRなど、さまざまな法令、基準において、使用済み情報の適切な消去が要件化されつつある一方、「NIST SP800-146: クラウドコンピューティングの概要と推奨事項」において、"クラウド提供者のシステムからデータが完全に消去されたか否かを利用者が確認できない"というクラウド上のデータ消去に関する課題がございます。
KCPSをご利用するお客さまは、本オプションをご利用いただくことにより、このクラウド上のデータ消去に関する課題を解決することが可能になります。
今後も一層、KDDI社との連携を強化し、お客さまが安心できるクラウドサービスを提供してまいりたいと考えております。
株式会社ブランコ・ジャパン 代表取締役 呉 孝順 氏
KDDIは、「通信とライフデザインの融合」を推進し、"社会の持続的な成長に貢献する会社"として、法人のお客さまのビジネスに貢献し、新しい体験価値を創造していきます。
詳細は別紙をご参照ください。
(1) 本オプションは、お客さま自身でデータ消去を実行しBlancco社の改ざん防止が施された消去証明書を取得頂くことで、KCPS ベアメタルサーバーのディスク内のデータを適切に消去するものです。
(2) 通常のデータ消去方式ではディスク内のデータのインデックスとコンテンツの関連性を解除するのみの方式が多いですが、Blancco社のデータ消去方式ではドライブ内のすべてのセクタを消去するため、より適切にデータ消去を行います。
(3) Blancco社のデータ消去ソリューションは全世界15以上の政府機関、法務機関、独立した研究機関などによって検証され、認証/承認/推奨を受けています。
メニュー | 仕様 | 単位 | 料金 (税抜) (1ライセンス当たり) |
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消去証明書ライセンス利用料 (注1) | Blancco Drive Eraser Server Edition (per drive) | 物理ディスク | 2,500円/ライセンス (注2) |
2019年9月27日
KDDI 法人営業担当者または法人お客さまセンターにご連絡ください。
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