2018年12月26日
KDDI株式会社
お客さまにてご利用中のPBXなど装置 (IP-PBX、IP電話接続機器など含む) およびソフトウエアへの第三者による不正な接続などにより、高額な国際通話料の請求が発生するという被害が確認されております。
お客さまにおかれましては、ご利用中の装置やソフトウエアなどを提供するメーカーまたは保守事業者などにご相談いただき、外部からの接続環境の再確認やパスワード再設定などの運用見直しを行っていただくなど、十分なセキュリティ対策を講じていただきたく、お知らせいたします。
特に、土・日・祝日や連休 (年末年始・ゴルデンウィーク) などに被害が増加する傾向が見られます。ご実施いただきたい対策につきましては以下に記しますので、ご対応のほど、よろしくお願いいたします。
1. お客さまにて実施が必要な対策について
- ご利用中の装置やソフトウエアの設定に関し、不必要に外部からの接続ができる設定になっていないかを確認するとともに、不要な接続環境は削除するようお願いします。
(ご利用中の装置に発信者電話番号による認証機能がある場合は、それをご利用されることで有効な対策となります)
- 国際通話をご利用されない場合は、海外向け電話の発信を休止するようお願いします。
(「KDDI 光ダイレクト」、「auひかり ビジネス」など当社通信サービスをご利用のお客さまは、海外向けの発信を一時休止することが可能ですので、当社KDDI 法人営業担当者または「局番なしの0057 (24時間365日受付)」までご連絡ください)
- 外部から接続する際のパスワードおよび各種設定や管理用のパスワードについて、第三者が推測しやすい簡易なパスワードは設定せず、また定期的なパスワード変更などの運用を実施いただくようお願いします。
- 装置やソフトウエアのアクセスログを記録・保存できるようにあらかじめ設定し、不審なアクセスの有無を常にチェックするようお願いします。
2. KDDIでの対策について
- お客さまが不正利用の被害に遭われていると当社が判断した場合には、お客さまの国際電話のご利用を一時的に停止させていただくことがあります。ご了承ください。
3. お問い合わせ
法人お客さまセンターにご連絡ください。
<法人お客さまセンター>
0120-921-919 (無料)
0077-7007 (無料)