国内最大級の電力供給能力を備えた「TELEHOUSE OSAKA 2」の提供開始について

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2015年8月20日

KDDI株式会社

KDDIは、2015年8月21日より、国内デーセンターサービスの新拠点「TELEHOUSE OSAKA 2」の提供を開始します。
「TELEHOUSE OSAKA 2」は、電力使用量の大きい高性能サーバを多用する大規模なウェブコンテンツやクラウドの提供ニーズに応えるため、国内最大級の電力供給能力、ラックあたり30kVA (定格) を備えたデータセンターです。高い電力供給能力によりラックの収容効率が高まるため、国内外のお客さまの事業推進を経済的にもサポートします。さらに、首都圏を始めとした他エリアのデータセンターと「TELEHOUSE OSAKA 2」の併用により、有事の際のBCPおよびDR (注1) の対策として機能するため、お客さまの安心・安全な事業継続にも貢献します。

また、高効率の電源設備や省電力の空調設備、LED照明や人感センサーなどの導入により、環境負荷軽減に寄与しています。この度、地球環境負荷の軽減に寄与するICTサービスとして、2015年8月21日より導入を開始する「環境エコラベル (注2)」を付与します。

KDDIは、今後も、急増するクラウドやインターネットのニーズに対応するため、データセンター「TELEHOUSE」やグローバルネットワークの拡充・強化を図り、高品質かつ信頼性の高いサービスの提供により、お客さまのビジネスをサポートしていきます。

新規ウィンドウが開きますTELEHOUSE OSAKA 2

1. 特長

  • 1ラックあたり最大30kVA (定格) の供給電力を実現し、大規模なサービス提供や機器集約に対応。
  • 最新の省エネルギー設備やLED照明の導入により、電気使用効率PUE (注3) は1.37 (設計値) を達成し、環境負荷軽減に貢献。
  • 電源設備および運用室は水害を受けにくい2階以上に設置し、建物は長周期地震動にも対応したハイブリッド免震方式を採用。
  • 日本データセンター協会が定めるJDCC-FS (注4) において、最高レベル「ティア4」に準拠。
  • 大容量バックボーンと直接接続されているため、「KDDI Wide Area Virtual Switch 2」等のネットワーク環境を快適に利用可能。

2. 概要

建物 所在地 大阪府大阪市中央区
提供ラック数 約700ラック
構造 鉄骨造、基礎免震構造
規模 地上20階
電気設備 受電方式 77kV 本線・予備線方式
自家発電機 N+1の冗長構成 (無給油で48時間以上運転可能)
UPS設備 N+1の冗長構成 (15分間提供可能)
  • カスタマイズ可能
供給電力 最大 定格30kVA (実効20kVA)/ラック
平均 定格15kVA (実効10kVA)/ラック
全体 6.6MW
空調設備 空調方式 空冷モジュールチラー方式、床下吹き出し
空調機構成 N+2の冗長構成、UPSあり
運用・セキュリティ 運用体制 24時間365日有人対応
認証 ISO27001 (ISMS) 取得
セキュリティ セキュリティゲート、生体認証、ICカード、監視カメラ、共連れ防止装置

3. 提供開始日

2015年8月21日

4. お問い合わせ

KDDI営業担当者または法人お客さまセンターにご連絡ください。

<法人お客さまセンター>
フリーコール0077-7007 (無料)
フリーコール 0120-921-919 (無料)
受付時間 9:00~18:00 (土・日・祝日・年末年始を除く)

  • 注1)
    DR: Disaster Recovery。災害等によるシステム障害に備えた予防措置および復旧措置。
  • 注2)
    環境エコラベル: KDDIが提供するICTサービスを利用することで、温室効果ガス排出量の削減が見込めるサービスに付与します。また、対象サービスには、「KDDIエコマーク」を表示します。
    pdfファイルをダウンロードします「環境エコラベル」(1.1MB)
  • 注3)
    PUE: エネルギー効率を示し、データセンター全体の消費電力をサーバ機器の消費電力で割った数値。
  • 注4)
    データセンターの堅牢性・可用性・セキュリティ性能を表すデータセンターファシリティスタンダード。

  • この記事に記載された情報は、掲載日時点のものです。
    商品・サービスの料金、サービス内容・仕様、お問い合わせ先などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。