2018年6月14日
KDDI株式会社 (本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 高橋 誠、以下 KDDI) は、国立大学法人東京大学 中尾研究室 (所在地: 東京都文京区、教授: 中尾 彰宏、以下 東京大学)、トライポッドワークス株式会社 (本社: 宮城県仙台市、代表取締役社長: 佐々木 賢一、以下 トライポッドワークス)、株式会社プロドローン (本社: 愛知県名古屋市、代表取締役社長: 河野 雅一、以下 プロドローン) と共同で、2018年6月8日、ドローンを活用した設備検査、農業支援、災害救助などのソリューションや撮影サービスなどのコンシューマサービス等の実現に向け、次世代移動通信システム「5G」(以下 5G) を用いたドローンからの4K映像伝送実験 (以下 本実験) に国内で初めて成功しました。
本実験では、東京大学の柏IIキャンパス (千葉県柏市) に、サムスン電子の5G装置で構築した実験エリアにおいて、プロドローン提供のドローンに搭載した4K高精細カメラからの空撮映像を、5Gに対応したタブレットを通じてリアルタイムにアップリンク伝送できることを確認しました。加えて、上空約150mから安定した4K高精細映像の伝送を可能としました。
これにより、将来的に、建物や橋梁などの検査や農作物の育成状況の確認などさまざまな分野で、ネットワークにつながるドローンからの鮮明な映像を活用したソリューションの提供が可能になります。
今後も、KDDIは、「通信とライフデザインの融合」を推進し、"ワクワクを提案し続ける会社"として、5G、IoTをはじめとするさまざまなテクノロジーを活用し、お客さまやパートナー企業さまとともに、新しい体験価値を創造していきます。
(参考) 各社の役割