2018年3月22日
KDDIは、2018年3月22日に、積極的に女性活躍推進に取り組む上場企業を選定する「なでしこ銘柄」として、2012年度から2017年度まで6年連続で選定されたことをお知らせします。
6年連続で選定されている企業は、KDDIを含め2社のみです。
「なでしこ銘柄」は、安倍政権が「成長戦略の中核」と位置付ける「女性活躍推進」の促進・加速化を図るため、経済産業省と東京証券取引所が、「中長期の企業価値向上」を重視する投資家に対し女性活躍推進に優れた上場企業を共同で選定・紹介する事業で、2012年度から実施されています。
平成29年度の「なでしこ銘柄」は、女性活躍推進への対応を経営戦略として捉えて、高い水準で取り組む企業を評価・選定されています。
KDDIは、企業理念である「KDDIフィロソフィ」の第一章に「ダイバーシティが基本」を掲げ、経営課題としてダイバーシティの推進に取り組んでいます。2012年度からは女性リーダーの育成・登用に注力し、経営トップが主体的にメッセージを発信するとともに、経営層の意思形成過程を学ぶ「役員補佐」職への女性登用や「女性ライン長登用プログラム (LIP)」「新女性ライン長登用プログラム (JLP)」などを実施し、女性幹部の育成・登用を見据えた女性リーダー輩出のパイプライン形成を推進しています (注1)。
女性ライン長 (注2) の数は順調に増加しており、「2015年度女性ライン長90名登用 (注3)」の目標達成の後、次なる高い目標値「2020年度末女性ライン長200名登用 (注4)」を設定し、職場での育成に加え、外部研修への派遣や異業種交流、先輩ライン長や候補者同士のネットワーキングのための大型イベントなど、様々な育成施策を行っています。また、候補者層の拡大を目的とした若手女性社員対象のキャリアデザインセミナーや、全管理職を対象に女性管理職育成の必要性および育成方法への理解浸透を図るe-ラーニングを実施するなど、更なる女性活躍推進の取り組みを進めています。こういった取り組みの結果、2014年4月には当社初となる女性役員 (理事) の誕生に続き、2018年4月から子会社役員に登用するなど、女性活躍が進んできています。
また、仕事と育児の両立支援制度の整備や、働き方変革推進委員会の発足など、全社を挙げて長時間労働の是正と生産性の高い多様な働き方の実現にも取り組み、育児休職からの復職率は約99% (2016年度)、女性ライン長のうち子供を持っている割合は約3割となりました。
KDDIは、今後も引き続き女性活躍推進の取り組みを継続し、女性の視点を活かすことでお客さまの満足度向上を図っていきます。
経済産業省・東京証券取引所プレスリリース
【経済産業省】平成29年度「なでしこ銘柄」を発表しました~女性活躍推進に優れた上場企業48社を選定!! ~
http://www.meti.go.jp/press/2017/03/20180322002/20180322002.html
【東京証券取引所】平成29年度「なでしこ銘柄」の公表について
http://www.jpx.co.jp/news/1120/20180322-01.html