2018年3月1日
KDDI株式会社 (本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 田中 孝司、以下KDDI) は、「ピタット学割」「フラット学割」を通じて、新社会人を含めた若者の生活を応援するため、2018年に新社会人となる男女400名を対象に、新社会人が抱える「社会に出るにあたっての不安」や、「新生活を迎える準備」について調査を実施しました。また、同様の質問を10年以上社会人経験がある「ベテラン社会人」男女400名にも実施し、10年前の若者と今日の若者との相互比較による傾向も分析しました。
主な調査結果は以下の通りです。
詳細は別紙をご参照ください。
本調査は、新社会人を中心とした多くの若者が抱えている「朝起きられないかも」という不安を解消するために、auが若者応援の一環として取り組む「auモーニングコールセンター」の開設に際して調査したものです。
「auモーニングコールセンター」の詳細はこちらをご参照ください。
KDDIは、このたび、2018年4月から社会人となる新社会人男女400名を対象に、アンケート調査「新社会人の不安と起床に関する意識調査」を行いました。また、同様の質問を10年以上社会人経験がある「ベテラン社会人」男女400名にも実施し、10年前の若者と今日の若者との相互比較による傾向も分析しました。
新社会人になるにあたり不安なことを、新社会人・ベテラン社会人それぞれに尋ねたところ、全体として今の新社会人のほうが昔の新社会人 (=ベテラン社会人) に比べて「不安なこと」が多い傾向が見られました。とくに「残業時間」や「飲み会などの参加」について不安と回答している人は、今の新社会人のほうが約30ポイント高い結果となり、現代の新社会人が「社会に出るにあたって様々な不安を抱えていること」が浮き彫りになりました。
「毎朝しっかり早く起きられるかどうか」を不安に思う人は新社会人の66.5%で、近年話題となっている「残業時間について」(66.5%)、「飲み会などの参加」(58.5%)、「パワハラやセクハラの問題」(45.8%) などと同等かそれ以上に不安視していることが分かりました。また、ベテラン社会人との比較においても、昔の新社会人に比べて「不安」と回答している人の割合が22ポイント高い結果となっています。
また、現在「早起きが得意かどうか」について質問したところ、新社会人で得意 (TOP2) と回答した人は43.0%にとどまるのに対して、ベテラン社会人では58.8%が得意 (TOP2) と回答。新社会人は早起きに苦手意識を持っている人が多いことがうかがえる結果となりました。
新社会人は平均で7:37に起床しているのに対して、ベテラン社会人は6:29に起床しており、多くの新社会人が社会に出るにあたって今よりも1時間以上早く起きなくてはならない、ということが分かりました。
また新社会人にたいして、「社会に出たら何時に起きないといけないと思うか」と聞いたところ平均で6:33と回答しており、ベテラン社会人の実際の起床時間よりもわずかながらに見積もりが甘い様子もうかがえます。
「朝起きることに不安を覚えている新社会人」が数多くいることがわかった一方で、その対策を具体的に行っている新社会人は2割程度であることが分かりました。
加えて、こうした不安からか、社会人になるにあたって、「寝坊しないように入社前の3月頃には早く起きる練習が必要」と思っている新社会人が全体の67.3%存在し、とくに「朝起きるのが不安」と回答した新社会人ベースでは80.8%もの人が「必要」と感じていることが分かりました。多くの新社会人にとって、入社前の3月は社会に出るための「早起きの練習期間」と位置付けられているようです。
ベテラン社会人のうち57.3%が「仕事ができる人ほど朝も規則正しく起きて出社していると思う」と回答。また、83.3%が「新人の印象は最初が肝心だ」、74.5%が「最初についた新人のイメージは覆すのがなかなか大変」とも回答しており、新社会人が社会に出るにあたっては絶対に寝坊できないことがうかがえます。
なお、男女別で見るといずれの項目においても女性のベテラン社会人のほうが質問に対する肯定的意見が多く、とくに女性先輩社員は新社会人の最初の印象を厳しくチェックしている様子がうかがえます。
朝の起き方として「スマートフォンや携帯電話のアラームをかける」と回答した人が新社会人で80.3%、ベテラン社会人でも71.5%を占めることが分かりました。
目覚まし時計 (置き時計) を利用する人も3割程度いるものの、全体として「スマホで起床する」ことが主流となっていることがうかがえます。
朝の起こし方について、「あなたの起こし方を1番熟知している人」について聴取したところ、新社会人・ベテラン社会人ともに「母親」が1位となりました。また、「『明日は寝坊できない』というときに1番頼りになる/頼りになった人」についても聴取したところ、それも「母親」が1位に。まさに母親は、「起こしのプロ」であることが分かりました。
そんな母親にされた「起こし方」についても聴取。実際にされたことのある「起こし方」について聴取したところ、半数以上の人が「お願いした時間よりちょっと早く声をかけてくる」(56.9%) と回答。次いで「布団をはぎとられる」(40.4%)、「大声でどなってくる」(29.8%) という結果となりました。
ちなみに、自由回答での少数意見の中には「布団に入ってきた」、「スマホに電話してくる」、「アニメキャラクターの真似をして起こしてくる」、「『窓を開ければ~』と古臭い歌を歌いながらカーテンや窓を全開に開けて起こしてくる」、「ご飯ができていないのにご飯だと起こす」、「掃除機をかけながら部屋に入ってくる」といった微笑ましい起こし方から、「二階で寝ていたが、一階から長い棒で天井を叩いて起こされた」、「洗面器に入った水をぶっかけられた」、「かべを叩いて『朝』と連呼する」といった刺激の強いものまでさまざまな回答がありました。
子どものためにあの手この手で起こしてくれる母親の愛が垣間見える結果となりました。
調査概要は以下の通り。
「新社会人の不安と起床に関する意識調査」
(1) 調査対象者・標本数
以下の2属性、全国計800サンプル
(2) 調査手法
インターネット調査
(3) 実査期間
2018年2月17日、18日