2017年12月27日
KDDIの連結子会社であるMobiCom Corporation LLC (本社: モンゴル国 ウランバートル、会長兼CEO: 濱田 達弥、以下 モビコム) は、このたび、モンゴル国商工会議所が主催する、1年間を通してモンゴル経済の発展に寄与した企業に贈呈される2017年「Entrepreneur award」において、最上位であるグランプリを受賞しました。
なお、モビコムは、2016年にも、グランプリに次ぐ「TOP10 Entrepreneur award」1位に選出されています。
モビコムは、モンゴル国において、国内携帯電話契約者シェアNo.1 (注1) であり、携帯・固定通信、衛星通信、ICT分野において幅広いサービスを提供している総合通信事業者です。
2017年5月には、働きやすい職場環境の整備が評価され、モンゴル国で初めて「Best Employer of Mongolia (ベストエンプロイヤー賞)」を受賞するなど、雇用環境の整備にも積極的に取り組み、また、2017年11月には、モンゴル国で初めてとなるキャリアアグリゲ―ションによる高速データ通信の提供を開始し、モンゴルのお客さま満足度向上を目指してきました。
今回、モビコムは、モンゴル国内において、通信環境整備のほか、社会変革に寄与したことが高く評価されました。
今回の受賞を受け、MobiCom会長兼CEO 濱田 達弥は、次のように述べています。
「このたび、モビコムが、2017年のEntrepreneur awardグランプリという大変名誉な賞をいただき、非常に光栄に思っております。今年は、LTE通信エリアの全国展開に加えて、キャリアアグリゲーションをモンゴル国で初めて開始しました。また、モバイルマネーを活用したFintech事業の展開など、多くのチャレンジをした一年でした。加えて、社員の働きやすさの改善にも力を入れ、労働安全衛生に関する国際規格であるOHSAS18001をモンゴル国で初めて取得いたしました。今後も通信環境の整備をさらに推進し、同国の経済発展に貢献していきます。」
(参考) モビコムについて
モビコムは、モンゴル国において、国内携帯電話加入者シェアNo.1 (注1) であり、携帯・固定通信、衛星通信、ICT分野において幅広いサービスを提供している総合通信事業者です。
KDDIは、1995年の設立時からモビコムに出資しており、株主かつ運営パートナーである住友商事株式会社およびNewcom LLC (注2) と3社で連携して、モビコムの運営およびモンゴル国における通信事業の発展に寄与してきました。今後も国内外で培った経験やノウハウを一層活用し、引き続き強固なパートナーシップでモビコムおよびモンゴル国における通信環境のさらなる発展に貢献していきます。
1995年 11月 | KDDI、住友商事、Newcom LLCとの共同事業を通じてモンゴルの通信事業に参入 |
1996年 3月 | 2G GSMサービス開始 |
2009年 3月 | 3G W-CDMAサービス開始 |
2011年 | 「ISO9001品質マネジメントシステム」取得 |
2012年 | 「ISO27001情報セキュリティマネジメントシステム」取得 |
2014年 8月 | 「Candyポイントプログラム」開始 |
2016年 3月 | KDDIがMobiComを連結子会社化 |
5月 | ウランバートルで4G LTEの高速データ通信サービスを開始 |
12月 |
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2017年 3月 | Candyメッセージローンサービスを開始 |
7月 | 労働安全衛生マネジメントシステム (OHSMS) を構築・運用するために定められた国際規格である「OHSAS18001」をモンゴル国で初めて取得 |
11月 | モンゴル国で初めて4G LTEにキャリアアグリゲーションを導入 |