2017年11月16日
KDDIは、2018年1月より、携帯電話網を活用したIoT向け通信技術であるセルラーLPWA (Low Power Wide Area) 通信サービス「KDDI IoTコネクト LPWA (LTE-M)」の提供を開始します。
LTE-M (Cat.M1) は、既存の4G LTEネットワークエリアで展開される省電力かつ広域なエリアカバレッジを特長とする3GPPリリース13に基づくLTE標準規格です。さらにKDDIは、低消費電力技術eDRX (extended Discontinuous Reception) とPSM (Power Saving Mode)、広域なエリアカバレッジを可能とするカバレッジ拡張技術 (Coverage Enhancement) も導入します。
既存のLTEに比べて、消費電力が低く電池での駆動が可能になることで、ガス、水道などのスマートメーター、物流やウェアラブルなど、多種多様な分野でIoTを活用できるようになることが見込まれます。また、4G LTEネットワークの利用により、安定した通信が期待でき、対応端末があればゲートウェイ機器の設置も不要です。
さらに、「KDDI IoTコネクト LPWA (LTE-M)」では、WEB上のサービスポータルから回線の開通や停止、通信データ量の監視など遠隔の回線管理機能をご利用いただけるため、お客さまは、IoTの活用方法に合わせて、柔軟な運用や設定変更が可能です。
専用料金プランは、データ容量に応じて、「LPWA10」「LPWA100」「LPWA500」からお選びいただけ、1回線当たり月額40円 (注1) からご利用いただけます。
KDDIは、今後も、IoTのデバイスから回線、上位サービスまでのトータルソリューションを提供し、お客さまの本業に貢献していきます。
詳細は別紙をご参照ください。
別紙:新たなIoT通信「KDDI IoTコネクト LPWA」の提供開始について