2017年2月27日
AT&T、KDDI株式会社、KPN、株式会社NTTドコモ、Orange、Telefonica、Telstra、TELUSおよびVerizon Wirelessの9社は、IoT向け通信方式であるCat-M1 (注1) を早期に世界中に展開していくことを、バルセロナMobile World Congressにおいて2017年2月27日 (月) に合意しました。
今後はCat-M1およびその発展技術のエコシステム構築を加速させるために、試作サービスや試験環境の提供、Cat-M1およびその発展技術の検証用キットなど様々な活動を協力してまいります。
Cat-M1は、省電力かつ広域なエリアカバレッジを実現するIoT向け通信技術であるLow Power Wide Area (LPWA) 技術の1つで、3GPPリリース13に基づくLTE標準規格です。展開を容易にする機能を有するため、提供開始されると、既存の4G LTEネットワークエリアにおいて本技術が利用可能となります。
Cat-M1およびその発展技術により、スマートメータ、貨物等の追跡監視、自動販売機、アラームシステム、自動車車両、重機、ヘルスケア機器、石油やガスのモニタリングとコントロール、農業やウェアラブル端末等のIoTデバイスをセキュア且つ大量に接続することができます。
Cat-M1およびその発展技術に期待される主な特徴としては以下があります。
9社は、法人・個人両方のお客さまを対象としたIoTサービス (追跡機器やウェアラブル端末等) を世界中でご利用頂けるよう、Cat-M1の国際ローミングや標準化仕様の早期対応を推進してまいります。