2017年2月8日
KDDIとアジア最大級のインターネットエクスチェンジ事業者「Hong Kong Internet eXchange」(以下 HKIX) は、KDDIが中国・香港で展開するデータセンター「TELEHOUSE香港CCC」内にHKIXの新たな接続ポイント (PoP (注1)) を設置することで合意しました。
これにより、法人のお客さまはHKIXが有するアジア最大級の接続性を活かした低遅延かつ、多接続の環境でビジネス展開が可能となります。
HKIXは1995年設立以降、香港最大かつアジア最大級のインターネットエクスチェンジ事業者として、香港内のインターネットトラフィックを支えると同時に260以上のパートナーと接続しています。今回のHKIXとのパートナーシップにより、TELEHOUSE香港CCCはアジアにおけるインターネットハブとして、その接続性がさらに強化されることになります。
なお、今回のKDDIとHKIXのパートナーシップは、香港で増大するHKIXユーザーによるコロケーション (注2) 需要に対応するもので、香港最大のネットワーク集積地であるTKO地域 (注3) に立地したTELEHOUSE香港CCCの高い信頼性や接続性に加えて、KDDIが有するアジア、欧米における3,000以上のパートナーコネクティビティ (TELEHOUSE Interconnect) が評価され、実現しました。
「テレハウス内で3,000以上のコネクティビティパートナー (キャリア、モバイル事業者、ISP、コンテンツプロバイダやエンタープライズなど) と接続可能」
KDDIグループは、「TELEHOUSE」ブランドで世界13地域、24都市、48ヶ所にデータセンターサービスを提供しています。約30年の提供実績を誇り、そのノウハウを活かした高品質かつきめ細やかなサービスをお客さまにご利用いただいております。今後も強固な接続性を活かしたプレミアムデータセンター事業者として、お客さまのグローバルビジネスの展開をサポートしていきます。
また、KDDIは、日本をハブとして香港と東南アジアを最短ルートで接続する光海底ケーブル「South-East Asia Japan Cable」を2013年6月より運用開始するなど、アジア圏で増加するインターネットトラフィックへの対応に取り組んでいます。