2016年9月27日
KDDIは、2016年9月30日より、法人のお客さま向けに遠隔作業支援用映像伝送プラットフォーム「VistaFinder Mx Cloud」の提供を開始します。
<利用イメージ図>
「VistaFinder Mx」は、遠隔の作業現場から、スマートフォンやタブレット (注1)、モバイルPCなどで撮影した映像を、様々なネットワーク回線を使って、簡単、安全、高品質に生中継する遠隔作業支援システムです。ライブ映像・音声による作業指示や確認、現場映像の記録を、独自の高画質動画転送技術を活用して動画が途切れにくく安定した品質で中継できます。さらに、AR (注2) 技術を活用して、作業指示者側の端末に記載した手書きの指示が、作業現場側の画面上にリアルタイムに表示されることで直感的な指示が可能になり、作業の効率化やミスの軽減を支援し、業務利用に最適なソリューションです 。
今回、提供を開始する「VistaFinder Mx Cloud」では、クラウドサービス「KDDI クラウドプラットフォームサービス (以下 KCPS)」を活用することで、リアルタイム映像伝送など従来の「VistaFinder Mx」の機能や、高品質で安全なネットワーク環境の実現に加えて、構築に必要な期間を7割短縮し、約2週間で提供することが可能になりました。(注3)
また、「VistaFinder Mx Cloud」ではお客さま自身でサーバーの構築や運用の必要が無く、1年契約の料金体系 (注4) とすることで導入費用を抑えられ、高品質で安全な「VistaFinder Mx Cloud」の導入が可能になります。
なお、「VistaFinder Mx Cloud」は、株式会社KDDIテクノロジー (本社: 東京都江東区、代表取締役社長: 坂庭 宏行) が、株式会社KDDI研究所 (本社: 埼玉県ふじみ野市、代表取締役所長: 中島 康之、以下 KDDI研究所) の映像圧縮伝送技術「VistaFinder Mx」とKCPSを活用して開発し、KDDIおよび株式会社KDDIテクノロジーが提供するサービスです。
詳細は別紙をご参照ください。
別紙:クラウド型遠隔作業支援システム「VistaFinder Mx Cloud」を提供開始